アサツー ディ・ケイ(ADK)は4日、日本の文化産業の海外需要を開拓する「クールジャパン事業推進室」の設立を発表した。3月31日に明らかとなった、日本文化の海外展開を支援する官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」への出資を踏まえたもの。これまでのコンテンツビジネス分野での知見を生かし、同室では、海外でのコンテンツ関連の新規事業創出を目指す。
「クールジャパン事業推進室」は社内から横断的に人材を集め、4月中の稼働を予定している。また室長は未定。官民ファンド「クールジャパン機構」は13年11月設立。政府から300億円、民間17社が出資し、ADKも電通、博報堂DYメディアパートナーズの2社に続き、出資した。今年3月現在の出資金総額は合計385億円。
ADKは、前身の旭通信社が1963年にテレビアニメビジネスに着手して以来、コンテンツビジネス分野を強みとしている。近年はその動きを加速させており、14年1月にはコンテンツマーケティングの海外展開を実施する「グローバルコンテンツビジネス推進室」を設立。
キャラクターを生かした商品開発やプロモーションなどの海外展開を手がけ、このほどシンガポールにも事務所を開設した。また、2013年2月にソニー・ミュージックグループのアニプレックスや電通ほか6社と、海外向けのアニメ配信・物販事業を手がけるDAISUKI(東京・渋谷)を設立している。
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