ユニークアクセスが2.4倍 言葉を軸に発想する『コンテンツSEO』

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検索される「言葉」を読み解きユーザーと企業の出会いを最大化

ドクターシーラボが運営する「美肌総合研究所」は、化粧品・美容に関する情報発信を行うオウンドメディアだ。人的リソースの問題から更新ペースが上がらないという課題がある一方で、自然検索流入を増やしたいというニーズがあった。

山田氏は、効率化やアクセス数の向上というミッションに対し、検索されるキーワードに着目した。

「制作するコンテンツは、そもそもどういったキーワードによって検索されるのか、ユーザーの分析を徹底して行い、抱える悩みの根源となるキーワードを抽出して優先順位付けすることが重要」と説く。

一例として、山田氏は、『角栓』に関して、検索されるキーワードを網羅的に集め、その意図を解析する作業を実施。『角栓』とは皮脂や角質が毛穴のなかで固まり、ニキビなどの原因となるものであるが、解析の結果、『角栓 原因』や『毛穴 角栓』、『角栓 洗顔』といった『角栓』と一緒に検索されるキーワードが浮かび上がってきた。

この結果を反映し、記事タイトルを『角栓の不思議!毎日洗顔していても毛穴が詰まる3つの理由』とすることで、『角栓 原因』『毛穴 角栓』『角栓 洗顔』で検索されても、網羅できるようにした。

こうした施策により、同サイトでは、コンテンツSEOの実施前1カ月と、実施から約1年半経過後の1カ月を比べると、ユニークアクセス数が2.4倍まで向上したという。

言葉を介した検索ユーザーと企業の出会い

言葉を介した検索ユーザーと企業の出会い

このような、検索される「言葉」を軸にしたコンテンツを投入することによる成功事例は多数生まれているが、山田氏は「ユーザーの課題やニーズに応える情報を提供するのがコンテンツSEOの本質だが、はじめから購買意欲のあるユーザー(顕在顧客)のみに対してアプローチを考えているケースは少なくない。

今すぐの購買意欲があるわけではないユーザー(潜在顧客)に対しても継続的に情報を提供し、長期的視野で運用に取り組むことが重要」と語る。

「コンテンツSEO」を提唱する同社の最大の強みは、長年の実績により培った「言葉」に関するノウハウだ。

古澤氏は、「生活者が抱える課題は、それを解決してくれる商品と直接的につながっていないケースが圧倒的に多
い。

例えば、『角栓』とは何か?なぜできるのか?どういう手段で取り除けるのか?といった情報収集から始まり、その過程で正しい知識を得ていき、自分に最適な解決方法を選択する。

よっていきなり商品を提示するのではなく、そこには教育や啓蒙といったクッションも必要。その間の架け橋となるのが、検索される『言葉』。最初に検索される『言葉』が何かということからプランニングを行い、最適なコンテンツを用意することで初回の接点を持つことが大きなポイントになる」と語る。

コンテンツSEOをさらに加速させるべく、同社では「言葉」に注目し、「言葉」に関する研究を日々行っている。「角栓」のコンテンツであれば、どういう「言葉」が盛り込まれていると上位表示されやすいかといった研究を、検索の意図を読み解くアナログな解析にとどまらず、自社でシステムを開発し、テクノロジーも活用して行っている。

同社は、「言葉」からユーザーの本音を読み解き、ユーザーにとって本当に役立つコンテンツを提供することで、クライアントとユーザーの関係性を強化させていくことを目指していく。


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