カネボウ化粧品は保有する20ブランドを対象に、「プライベートDMP」を導入した。サービスを提供するフリークアウトが12日発表した。
「プライベートDMP」とは自社が取得している顧客情報や購買履歴などのデータを蓄積し、分析したり、外部データと連携できるプラットフォーム。今回、フリークアウトが提供するプライベートDMP「MOTHER」を導入することによって相関性の高いブランド同士での送客や、広告施策の効果検証を行っていく。特に、サイトへの来訪者を新規見込、既存顧客、特徴認知の3つに分類し、広告施策ごとにユーザー数の増減や態度変容を把握していく。
また、フリークアウトのグループ企業のインティメートマージャーのパブリックDMP「AudienceSearch」と連携。外部の属性データや検索キーワード、リサーチパネルとの分析や照合を行い、マス広告も含む広告効果の検証を行う。すでに、購入見込みの高いユーザーの属性を明らかにし、広告展開にも活用しており、コンバージョンの向上にも貢献しているという。
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