「顔」を情報引き出す「カギ」に——電通など技術提供開始

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映画『マイノリティ・リポート』の世界が広告コミュニケーションで実現しそうだ。電通電通テックは10月31日、個人の顔とそのほかの情報を関連づけ、キャンペーンやイベントなどの施策に活用できるプラットフォーム「Face_in(フェースイン)」の提供を始めた。

2013年5月には電通本社エントランスで社員の顔を認証してあいさつをする受付鳥「デンちゃん」の展示を行った。事前に関連づけた顔写真と名前をもとに、鳥かごの目の前に立った人の顔をカメラで識別して、「○○ちゃん、こんにちは!」と名前を呼ぶ。(画像は電通による案内映像より)

例えば、イベントの参加申し込み時に顔写真を登録しておくと、専用カメラに顔を映すだけで入場パス代わりになったり、屋外広告にカメラを搭載し、通行人の顔を識別して個々人に合わせた情報を表示させたりできるようになる。購買データや生活リズムなどのデータを活用して、顔を映すだけで適切な商品を提案する店頭サイネージなども考えられそうだ。

すでにイベントなどで企業による導入実績がある。今後1年間で、3~5社の導入を目指す。API(アプリケーション・プログラム・インターフェース)として提供し、Web制作会社などが使いやすいようにした。基盤となる顔認証技術はNECが開発したもの。


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