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ユニークな機内安全ビデオを制作するニュージーランド航空、新作も人気

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ニュージーランド航空は10月24日、映画「ホビット」シリーズをモチーフにした機内安全ビデオ「壮大すぎる機内安全ビデオ」の日本語版を公開した。映画に出演している俳優やニュージーランド観光大使である元プロ野球選手の清水直行さんが出演し、映画の世界観で搭乗時の注意事項や非常時の対処方法を伝えている。

壮大すぎる機内安全ビデオ編

同社はこれまでも、アメリカのコメディー女優やスポーツ誌などとコラボレーションした機内安全ビデオを公開している。最初に制作した社員がボディ・ペインティングで出演している動画「ナッシング・トゥー・ハイド」はニュージーランドのYouTube上で700万回以上再生。映画の第1部の公開記念として制作した「思いがけないフィーリング」は1200万回以上。前作「パラダイス」は660万回以上であるのに続き、今回は公開1週間で1600万回を超えている。

ナッシング・トゥー・ハイド編
ユニークな機内安全ビデオを制作する理由について、同社広報は「航空会社として安全についてのお知らせをお客様に伝える使命があります。確実にビデオを見ていただくために、ただ情報を網羅するだけでなく、楽しみながらきちんと見ていただく方法を考えたのです」と語る。

その効果については「反応は予想以上によく、今では機内安全ビデオが当社と安全、そして革新性を結びつける存在になっています。賛否両論はありましたが、むしろ興味をもっていただいた証明として喜んでいます」と語った。

2012年に映画「ホビット」シリーズの舞台である「中つ国」がニュージーランドであることから、公式エアラインとしてのグローバルパートナーシップ契約を締結している。

思いがけないフィーリング編