電通は12日、2015年3月期通期決算から国際会計基準(IFRS)を任意で適用すると発表した。あわせて2015年4月から、決算時期を3月から12月に変更する方針も明らかにした。
2013年3月に買収した英イージスグループはIFRSを適用してしているほか、WPPやオムニコムなど他のメガエージェンシーは12月決算であることから、「資本市場での財務情報の国際的な比較可能性を向上させるのが目的」としている。
IFRSは欧州など100カ国以上が強制適用している。日本企業では大手商社のほかソフトバンクやヤフー、楽天、ディー・エヌ・エーなどIT企業が多い。金融庁の調べでは、10月9日時点で国内の48社がIFRSを適用している。電通は参考として日本基準も公表するという。
決算期の変更は株主総会での承認を経て正式決定する。2015年度は4月~12月の9カ月となる。連結子会社も同時に12月期決算に移行する。
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