それで僕の提案した小冊子のコンセプト&タイトル。
「重力からの芸術の解放」。
原始以来、人類の芸術は例外なく重力に縛られていたわけですよね。
たとえば首のひょろ長い、重力でポキッと折れてしまうような彫刻はできないわけで。
キャンバスに絵の具を吸着させるやり方じゃないと絵画というカタチにならないわけで。
この重力という目に見えない枷から解き放たれたら、芸術はどうなるか。
全く思いがけない物が出て来るかもしれない。
試さないわけにはいかない。
ここから人類芸術史の2ページ目が始まるかもしれない。
これは芸術の解放運動なのだ。
そういうプレゼンをしたらJAXAの皆さんは「まさにそういうことです!」と大喜びしてくれました(タイトルには「感涙」と書きましたがさすがに泣いてはいなかったかも…そこはちょっと盛りました。スイマセン!)。
つくばからの帰り道、覆面パトにスピード違反で捕まりましたけどその日のことは僕の中でいい思い出となっています。
お金をもらって喜んでもらえる、コピーライターとはなんと素晴らしい商売でしょうか。
そういう事例は他にもたくさんあります。
最近、網膜移植で初めてiPS細胞が実用化されたとニュースになりましたが、そういった治験を理研と共同でやっているHealios社という会社があります(日本の会社です)。
その企業スローガンの依頼がありました。
真面目な話、ここの事業は人類の未来に直結しています。
それをどう書くか…。
今回はここまで!
この話は出版記念セミナーでします (*´∀`*) 。
あるいはいずれこのコラムで。
次回のタイトルは、ゴルゴ13の名言より、
「俺は…“一人の軍隊”だ。」
です。
小霜和也(小霜オフィス/no problem LLC. 代表)
Creative Consulting / Direction / Copywriting
1962 年兵庫県西宮市生まれ。1986 年東京大学法学部卒業。
同年博報堂入社、コピーライター配属。1998 年退社。
2014年現在、株式会社小霜オフィス no problem LLC. 代表。
著書に『ここらで広告コピーの本当の話をします。』(宣伝会議刊)
『コピーライター養成講座 専門コース 小霜和也クラス 12月20日(土)開講』
講義は 【オリエン篇】、【打ち合わせ篇】、【プレゼン篇】 の3回構成
講師はクリエイティブディレクター、営業、クライアントの3名が登壇。ちょっとした「演劇」を行います。
「良いコピーをどうやって書くか、ということより先に知っておかないといけない話。」バックナンバー
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