ディスプレー広告で苦戦 単価20%減に
米ヤフーが27日発表した2014年10~12月期(第4四半期)は、モバイル広告収入が13年同期比23%増の2億5400万ドル(298億8900万円)となった。総売上高に占める割合は同比2.4ポイント上がり、20%となった。14年通期では7億6800万ドル(903億7500万円)だった。いずれも提携企業に支払うアクセス獲得コスト(=TAC、Traffic Acquisition Cost)を除く。
モバイル、動画、ネイティブ、ソーシャルメディアの各広告商品が好調で、合計11億ドル超となった。一方、検索広告やディスプレー広告で苦戦した結果、TACを除く14年通期の総売上高は44億100万ドル(5178億9600万円)、前年比0.6%減だった。
検索広告収入は、4億6200万ドル(543億6600万円、TAC除く)で前年同期とほぼ変わらず。14年通期では17億8400万ドル(2099億3500円、同)で、前年比5%増となった。広告クリック数が約10%伸びた上、クリック単価も7%高まった。
ディスプレー広告収入は、4億6400万ドル(546億200万円、TAC除く)で、前年同期比5%減。2014年通期でも16億6300万ドル(1956億9600万円、同)で、前年比4%減だった。第4四半期では、広告の販売数は約17%上昇したものの、単価が20%減り、収入を押し下げた。
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