そもそも、メディア部門とは
世界中の若手広告クリエイターにとって登竜門となるYoung Lions Competition(通称:ヤングカンヌ)。各国から代表として選ばれた28歳以下の2名1チームが、アイデアや表現技術を競うコンペティションだ。そのメディア部門の国内予選を4月11日(土)に控え、勉強会が開催された。登壇者は、メディア部門の国内選考 審査委員長を務める電通 樋口景一さん、審査委員のカイブツ 木谷友亮さん、ドリル 細川直哉さん、博報堂メディアパートナーズ 柳貴男さんの4名。
まずは、メディア部門自体の説明から勉強会はスタートした。「カンヌには多くの部門があるが、メディア部門は最もわかりにくい。世界中のメディアエージェンシーを対象にしたコンペであるため、メディア部門という名前がついているが、決してメディアの新しい使い方を競いあう部門ではない。アイデア勝負のコンペと考えればいい」(樋口さん)。
本選の流れとしては、1日目に社会的な課題をテーマとしたオリエンを受ける。その日はPC使用不可であるため、アイデアを考える時間となる。2日目に専用PCを使い、パワーポイント10枚、サマリー1枚で課題解決のためのソリューションをまとめ、提出。その後、英語での5分のプレゼン、5分の質疑応答を経て、結果発表となる。
「他のヤングカンヌと同様、基本的には地球環境、貧困、社会格差、家族、子どもといった社会的な課題の中から出題される。そうした問題を解決しようとしている団体がクライアントとなり、その団体が行っている活動の社会的関心を高めたり、活動資金集めにつながるキャンペーンを考える戦いになる」(樋口さん)。
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