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ヤフーからスピンアウト 次世代のスマホ広告をつくる精鋭集団「リッチラボ」

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―反響はいかがですか?

小林:プライムウインドウはリリース直後に、Yahoo! JAPANの掲載面でナショナルクライアントに活用いただきました。配信量はそんなに多くなかったのですが、数値はかなり良かったです。さらにTwitterやFacebookで「面白い広告がある」とバズりました。通常、広告でそういう反応はないので嬉しかったです。

鈴木:今年2月にはクックパッドにプライムウインドウを導入してもらいました。そのリリースがきっかけで、食べログやゲーム系メディアなどの導入も決まりました。プライムウインドウのインビューのCPRの数値はすごく良くて、通常のバナーの2倍以上。CTRも約4倍と高い値が出ています。プライムカバーの方も、この3月にリリースしたばかりですが、すごくよく売れています。

鈴置:いま、メディア各社はスマホ広告単価を上げたい気持ちがありますが、市場はどうしてもCPA、CPC重視の獲得系に向かいがちです。認知系、ブランディング効果の高い広告を、今や誰もが手にしているスマートフォン上で提供できれば、確実に単価は上げられると信じています。

アイデア以外の強みに、私たちはヤフーで培った広告開発のノウハウを持っていて、導入するメディアになるべく開発コストや手間の掛からないご提案もできますし、エンジニアやデザイナーが直接お話しますので、柔軟さとスピード感を持って市場に導入できるんです。

――広告商品の受託開発も行っているんですよね

鈴木:はい。ナショナルクライアント様は新しいものを求める傾向が強いので、意見をもらいながら、一緒に作っていくケースも多いです。

鈴置:クライアントの訴求物やクリエイティブとの相乗効果を意識した枠提案もしています。実は、まだ商品化していないアイデアは30本近く温めていて。どれもメンバーの力作揃いで、打ち合せ中にクライアントに見せると必ずポジティブな反応が返ってくるんですね。ひとりひとりが想いを込めた広告商品に共感し、将来性を感じて採用いただけるのは、この仕事をしていてうれしく感じるシーンです。

atyahoo

Yahoo! JAPANが行った「阪神・淡路大震災から20年」の特集でも、スクロールに連動して2枚の画像が重なりあうリッチラボの技術を用いて、被災地の「震災当時」と「現在」のうつりゆく街の姿を表現している。

―プライムウインドウ、プライムカバー以外にも、面白い広告商品はありますか。

atkimura
木村圭佑氏
(エンジニア)

木村:「バナープラス」は、なるべくユーザーの行動の邪魔にならないように、画面をスクロールしている間だけ、バナー広告が飛び出してきます。触ると面白い広告が、僕の商品開発コンセプトなんです。

atbannerplus

バナープラス。

また、「ぶるバナー」という広告は触った時の気持ち良さを追求しました。広告をグーッと引っ張って弾くとブルブル震えながら出てくるんです。

鈴置:「ぶるバナー」はインタラクションが気持ちいいので、営業先で見せると先方の担当者がハマっちゃって・・・、デモ機をなかなか返してくれないんですよ(笑)

―最後に、今後の展開について教えてください。

小林:スマホでは難しいブランド広告をナショナルクライアントが出せて、ユーザーも楽しめ、メディアもよりよい効果を出せる。全員が幸せになるような広告づくりを目指したいと思います。

鈴置:リッチ広告は真新しさが価値です。どんなに斬新な見せ方でも見慣れてしまったらいつもの広告と同じ。ユーザーに「この発想はなかった!」と驚きを与え続けられるよう、商品のアップデートに努めていきたいですね。

木村:今、注目されている業界の最先端で働けることに感謝しつつ、作って楽しい、触って楽しい広告をこれからも作っていきたいです。

穴井:まだ作りこんでいないアイデアが多数あるので、それをブラッシュアップして、クライアントの要望にマッチするものとして提供していきたいです。

鈴木:リッチラボには新しいものを生みだすメンバーが揃っています。
1時間もあればいろんなタイプの広告をお見せすることができますし、それを見るだけでも楽しんでいただけると思います。
ぜひ、お気軽にご連絡いただけたらと思います。

―まさに今、新しいスマホ広告市場を作っていこうとされているのですね。本日はどうもありがとうございました。



【問い合わせ】
リッチラボ株式会社
〒107-6211 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー
http://richlab.co.jp/