オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンは29日、オグルヴィ・ワン・ジャパンの「コンテント ディレクター」に、元ロイター通信社の日本編集局長の関満亜美(せきみつ・あび)氏が就任したと発表した。
コンテント ディレクターは、オグルヴィ・ワン・ジャパンとして初めて設けるポスト。今後は、オグルヴィの各グループ会社、戦略・ソーシャル・クリエイティブなどの各チームと横断的に連携し、同社のクライアントである企業・ブランドのエディトリアルカレンダーやニュースルームの開発、コンテンツ戦略サービスの強化を図る。
関満氏は、ジャーナリスト・編集者としてロイター通信社に25年間勤務。ロイター史上初の日本人、かつ女性の日本支局長を務めた経験もある。
在任中は、インドのバンガロールでオフショア支局の設立に携わり、先駆的なコンテンツファクトリーを立ち上げたほか、東南アジア地域担当ジェネラルマネジャーとして、シンガポール・インドネシア・ミャンマーといった新興国市場のオペレーション統括を務めた。
その後、活躍の場をマイクロソフト社に移して、編集長としてWebサイト・アプリ・スマートフォンなどの日本語デジタルコンテンツを担当し、ポータルサイトサービス「MSN」のグローバル改革を手掛けた後、2014年10月に同社を退職。
その後、オグルヴィ・ワン・ジャパン入社前の6カ月間は、東京電力の海外PR戦略コンサルタントとして海外プレス対応をサポートしてきた。
オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンのトッド・クルッグマン社長は、今回の人事について、「オグルヴィ・グループのコンテンツマーケティングサービスのさらなる強化を象徴するもの。関満のコンテンツマーケティング分野における深い洞察や、ジャーナリスト・編集者・PRコンサルタントとしてのこれまでの実績は、クライアント各社へさまざまな実質的価値をもたらしてくれると考えている」とコメントしている。
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