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規模・テーマ共に拡大を見せた2年目の「ライオンズヘルス」ーー博報堂 藤本真理子 カンヌレポート

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ステージレポート

今年4つのテーマに分かれ開催されるステージ。日本のスピーカーの方々と内容をご紹介させていただきます。

「FUTURE HEALTHCARE-2020」

電通 清水真哉氏によるセミナー「FUTURE HEALTHCARE-2020」

FUTURE HEALTHCARE-2020(電通)

スピーカー:電通 ビジネス・クリエーション・センター プラニング・ディレクター 清水真哉氏
オリンピック開催の2020年を目指しヘルスケア市場に参入する様々な分野の企業とのコラボレーション例を「1ー個人 1,000ー企業 100,000ーコミュニティ」の3つの規模のヘルスケア施策としてプレゼンテーション。

旭化成の技術を実感させるためのPaceSyncアプリの開発、ニッパツ社での社員コミュニティ、口コミに着目した企業の健康づくり施策とISIDのシステム・パナソニックとともに進めている企業プラットフォーム「まち親」など健康に着目した街づくりの例を紹介した。

「YOUR SURVIVAL GUIDE FOR THE POST-ADVERTISING APOVALYPSE 」(INVENTIV HEALTH)
スピーカー:電通 iPR局 コミュニケーションデザイナー 坂本陽児氏

“広告の黙示録からメディカル系エージェンシーのクリエイティブはいかに脱出するべきか”という過激なテーマのセッションでは、プレゼンターのひとりとして電通の坂本陽児氏が登場。

日本発のメディカル&ウェルネス分野でのユニークな事例として、ALSや白血病の治療などで、外に出られない患者に対して動く自由を取り戻すアバターロボット「OriHime」を紹介した。

これは患者がスマホやタブレットで病院から遠隔操作できるアバターで、例えば患者の家族の リビングに置くことで、家族とあたかも一緒にいるような時間を取り戻してくれる、というもの。

人工知能などを一切使わない、ローテクながらハートフルなアイデアに対して会場からは大きな拍手が起きていた。

cannes_report


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