テクノロジーでスポーツを創ってみた。
どんな技術をスポーツに使っているか。
例えばこちらのAquaTop Display。
こちら、電気通信大学(現:東京工業大学)の小池研究室が開発した
水面をタッチディスプレイとするシステムです。
システムは、プロジェクター、Kinect、水槽で構成されています。
指や物体が水面上に出てきた時、
それとシンクロしたエフェクトを水上に映し出す
画期的な技術です。
この技術を使ってスポーツを創れないだろうか。
世界ゆるスポーツ協会で考えたのが、
エレクトリック温泉
というゆるスポーツです。
温泉につかりながら同時にスポーツしようという
コペルニクス的発想のスポーツです。
ちなみにプレイヤーはこんな感じです。
ほぼ裸です。
一見ゆるゆるに見えますが
いざ試合を始めると…。
スポーツクリエイター:堀田高大、樋口裕二、竹内祐太
システム開発:的場やすし、高橋陽一、山野真吾、小池英樹
ナニコレカッコイイ…。
さっきまでふつうのおじさんだったプレイヤー達が、
両手からエネルギー弾を繰り出しながら、
クラゲのような敵を倒していきます。
幻想的でやたらめったら神秘的に見えます。
無事に敵を全滅させ、ハイタッチする二人。
心なしか、手が少しふやけています。
そう、このスポーツは、
世界初の「手がふやけるスポーツ」でもあるのです。
また、その表情は嬉々として、
どことなく若返っているようにも見えます。
(温泉効果かスポーツ効果かその両方か)
温泉のスポーツといえば「温泉卓球」が有名ですが、
それ以外の目立った温泉スポーツは
ここ何十年も発明されていません。
本スポーツが、温泉地の新たな資源となり、
今までにない観光客を誘致できるようになるのではと
期待が高まっています。
「エレクトリック温泉」の他にも、
協会では様々なテクノロジーを起点に
スポーツを創っています。
例えばこちらのSITA インターフェースという技術。
こちらは電気通信大学の野嶋研究室が開発した技術で、
舌の動きを細かく検知できるのが特徴です。
では、このテクノロジーを応用して、
どんなスポーツが生まれるのでしょうか?
スポーツクリエイターになった気分で、
一瞬考えてみてください。