コラム

「紙」編集者の逆襲

「紙」編集者の逆襲 — メールやLINEが主流の時代だからこそ「手紙」が最強

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新たにスタートしたコラム「『紙』編集者の逆襲」。Web全盛時代に、「紙」出身の編集者はどのように真価を発揮し、進化していくべきか。幻冬舎の見城徹社長やホリエモンこと堀江貴文氏など、数々の大物著者から信頼を寄せられる若き編集者が、実体験をもとにした具体的かつ実践的なノウハウを紹介していきます。

人間関係の突破口

画像提供:shutterstock

初回は、「紙」編集者の伝統技法「TEGAMI」について語ろうと思います。

出版社のデスクに行くと、必ず誰かしら手紙を書いています。「いまどきのWeb編集者さん」は、なんでそんな効率の悪いことをしているんだと、ケラケラと笑うでしょう。メッセンジャーやLINEを駆使し、メールですらダルいと思っている方も多いと思います。でも、そんな時代だからこそ、「手紙」が輝きを増すのです。

僕も普段は、メッセンジャーやLINEで8割がた仕事をしています。作業的な仕事は、当然サクサクとこなしたほうがいいに決まっています。ですが、「相手の感情に訴えかけたい」「深い人間関係を築きたい」という場合は、手紙以上に効率の良いツールはありません。

僕はもともと、エッジの立った起業家の本を作りたいと思っていました。今では、その代表格である、幻冬舎の社長 見城徹(双葉社時代から担当)をはじめ、堀江貴文さんなどを担当しています。が、当たり前ですが、編集者になった当初は何のツテもなく、どうすれば、そういった人と出会い、深い関係を築けるのか、見当もつきませんでした。

当初、僕はサッカー雑誌の担当だったので、サッカー好きのサイバーエージェントの藤田晋社長に取材依頼をしました。なので、僕が編集者になって初めてインタビューした人は、藤田さんでした。

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