インテグレートのメソッドが1冊に —新刊『 カスタマーセントリック思考』 編著者・藤田康人氏

全てのステークホルダーを巻き込めるストーリー

ただ、ここで多くの企業が陥りがちなのが、カスタマーセントリックの本質をはき違え、無責任に消費者に判断を委ねてしまうことです。「共創マーケティング」が日本の企業で、なかなかうまくいかないのも、この本質の読み違えにあると思います。消費者インサイトを深掘りしつつ、一方では自分たちの商品・サービスの他にはない絶対無二の特性を見つけ出す。そして消費者インサイトとその絶対無二の特性との接点を生み出すようなシナリオをつくり出すことが、成果につながるカスタマーセントリック思考の実践なのです。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 548 / 2406 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ