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#SXSW2017 トレードショーは技術だけでなく「見せ方」にも要注目

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実際につくって遊べる!マイコンボードの展示

電子工作用の電子部品やマイコンボードの製造を手がける「SparkFun」のブースは、実際につくってすぐに遊べる体験型の展示で注目を集めていました。展示ブースでは、同社の電子工作用マイコンボード「Roshamglo」のキットが配られており、実際にブースで簡単な「電子工作」を組み立てることができました。

簡単な電子工作ができた、SparkFunの展示ブース。

Roshamgloの面白い点は、すぐに遊ぶことができる「ジャンケンプログラム」がボードに予め書き込まれているところです。このプログラムでは、Roshamgloに搭載された赤外線通信モジュールを用いてRoshamglo同士で通信し、ボード中央のレバーを使った操作でジャンケン対戦をすることができます。組み立ててすぐに友達同士で遊ぶことで、「手軽に電子工作を楽しめる」ことを体感できます。

展示ブースの中心には、各自が組み立てたジャンケンデバイスで対戦できるバトルリングが設置されており、見た目でも楽しさを演出していました。また、Roshamgloには首から提げることができるストラップが付いており、SXSW会場内を歩き回りながら、出会った人と戦うことができます。

会場内でのジャンケン対決の結果は集計されており、ランキングを見ることができるディスプレイも設置されていました。実際につくるところから、その場で遊び、さらには会場内で対戦して広がるところまで、非常によくデザインされた完成度の高い展示でした。

「手軽に楽しめる」ことを追求してデザインされたマイコンボード「Roshamglo」。アナログ/デジタルピン、USB端子、赤外線通信機能、十字操作ボタンなどを搭載している。 ※https://www.sparkfun.com より
展示ブースでRoshamgloの組み立てキットが配られており、簡単な電子工作を体験できる。組み立てたRoshamgloを用いて、すぐにジャンケン対戦をすることができる。
会場にはジャンケン結果を集計するデバイスが設置されており、このデバイスと通信することで会場内での自分のジャンケン順位を知ることができる。

次ページ 「学生のアイデアが光った日本の展示ブース」へ続く