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研究・表現活動を通して世の中を変えていく、ライゾマティクス創立10周年記念展

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世界に先駆けたテクノロジーを駆使した表現で、常に多種多様なクリエイティブ領域を横断しているライゾマティクス。彼らの創設10周年を記念した展覧会「ライゾマティクス創立10周年記念展 Rhizomatiks 10」が、スパイラルガーデンで4月19日より開催される。

Rhizomatiks Research XELEVENPLAY「border」
(C)Muryo Homma(Rhizomatiks Research)

“Rhizome(根茎・地下茎)”という多様構造の考え方に共感した彼らは、2002年に誕生し、2006年に法人化した。広告・宣伝、ミュージアムや舞台作品から始まったリエイションは、メディアアートが社会に広がると共に、多様なプロジェクトに発展した。現在はアーティストのほか、ハードウェア/ソフトウェアのエンジニア、デザイナーやプランナーなど、幅広い分野のスペシャリストが在籍。メディアアートで培った知見と高い技術力・企画力をエンターテインメントや広告といった多分野において展開している。

そして10年目を迎えた彼らの次なる一歩は、ライゾマティクスの新体制構築である。表現の追求と研究開発を基軸としエンターテイメント分野をも切り拓く「Research」、新たな建築の概念を提示する「Architecture」、デジタル領域の新たなソリューションを展開する「Design」の三部門に分かれた。

「新体制となったライゾマティクスは、これまでにも増して外部のアーティストや研究者とも積極的にコラボレーションを行い、相互にインスピレーションを与えあうことで、新たなクリエイティブ領域を創生し、人類・社会に貢献していくことを目指します」と宣言している。

本展では10周年までの軌跡をたどり、これからを展望する試みとして、ライゾマティクスの多様性に満ちた活動を紹介する初の機会となっている。また会場では、ライゾマティクスとトーキョー カルチャート by ビームスのコラボレーションによるオリジナルグッズ(パーカー、Tシャツ、マグカップ、ステッカーなど)も販売される。

Rhizomatiks Design「グラフィックデザインの死角 The Blind Spot of Graphic Design」
(C)Muryo Homma(Rhizomatiks Research)

Rhizomatiks Architecture 「Media Ambition Tokyo 2016 SPACE EXPERIMENT」
(C)YAMAGUCHI KENICHI(RRD)

ライゾマティクス創立10周年記念展 Rhizomatiks10

会期:4月19日~30日 
会場:スパイラルガーデン 11時~20時 会期中無休
入場無料