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コラム

社会とアイデアの補助線

新コラム「社会とアイデアの補助線」スタート

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はじめまして。電通の鈴木雄飛と申します。
普段は戦略プランナーとして、あらゆる企業課題を解決するための戦略設計と、コンセプトやコアアイデアの開発なんかを中心に行っています。

そんな僕が、なぜコラムを連載することになったのかというと。
ある日、アドタイの編集部さんから、

「鈴木さんのサイトを拝見しまして、ぜひアドタイでも連載してみませんか?」

と、ご連絡をいただいたことがキッカケでした。

またまた〜、と冗談半分に受け止めていたのですが…
このたび、こうして本当に書かせていただくことになりました。
見つけてくださってありがとうございます、なのですが、
それ以上に、戸惑いにも似た不思議な気持ちでいるのが正直なところです。

僕は個人的な趣味から「アイデアの補助線」というサイトを運営しているのですが、

そのサイトでは、ざっくりと言えば「社会問題を解決に導くような事例を中心に考察しながら、その考え方や着想の“法則性”を抽出してみて、あわよくばそれを盗む(応用する)」という思考実験のようなものをひとりで連載していました。

その理由は、自己研鑽になればいいな、くらいの軽い気持ちもありつつ…

でも一番は、「社会の様々な問題ってどうすれば解決できるんだろう」という関心が昔から強かったので、それを紐解いてみたかったのと。
その中で、自分が見つけた“問題の解決策をひらめくエッセンス”みたいなものをできる限りやさしく法則(ナレッジ)化することで、僕自身もそうですし、あわよくば僕以外の人にとっても、社会の様々な問題に少しでも立ち向かいやすくなればいいな…なんていう淡い期待が込められています。

(社会問題への強い意識は、おそらく僕自身の人生経験によるところが大きいのですが、本筋からは逸れるので割愛します。連載していく中で、機会があれば少し触れてみようと思います。)

ということで、当コラムでは

  1. 事例のポイントを考察する で、素晴らしい事例の読み解き方を。
  2. 事例から法則性を導く で、問題の解決策に見え隠れする法則性を。
  3. 法則を応用してみる で、法則の応用例としての空想アイデアを。

それぞれ3つのフェーズに分けて、書いていきたいと思っています。

ちなみにここでいう“法則性”とは、もちろんあくまで僕の主観にもとづくものです。

なので、読んでくださる方の視点や思考に合う・合わないもあると思います。何より僕自身、まだまだ未熟な身です。

ですが、そうであったとしても。

それぞれのフェーズで言語化を試みる思考過程や法則性が、
読んでくださる方にとっての、何かしらのアイデアの補助線となって。
それが結果、社会をほんの少しでもいい方向へ向かわせることにつながる…

そんなお手伝いができたら、この上なく幸いです。

鈴木雄飛

1989年生まれ、2012年電通入社。得意領域は、戦略の設計と、コンセプトやコアアイデアの開発。その他、事業やタレントのコンサルティング、PR・イベント・WEBプロモーションの企画、マス&デジタルのメディアプランニングなど、手法はこだわらずに課題解決に必要な領域に日々チャレンジしています。