【前回の記事】「丸亀製麺のファンに向けた取り組み「試食部」は、なぜ生まれたのか」はこちら
今回のゲスト
トリドールホールディングス マーケティング部 大洞マキ
2005年より人材採用活動全般、PA採用センターの設立、人材教育などに従事。その後、CSR部門、ES部門の立上げを経て、2012年よりマーケティング部を立上げ、現在に至る。「丸亀製麺」テレビCM制作をはじめとする国内全業態のマーケティングおよび販売戦略を担務、現在はデジタルマーケティング、アンバサダー活動、各業態のブランドイメージ戦略を推進中。
写真のクオリティ向上が成果につながっている
藤崎:回を重ねてきた試食部ですが、ソーシャルメディアでの反応はいかがですか?
大洞:Instagram、Facebook、Twitterなどのプラットフォームを全て見ていますが、ファンの方の投稿も、その投稿を見た人の反応も確実に良くなってきています。
藤崎:前回お話いただいた「写真の撮り方講座」や「ブログのタイトル講座」の成果が出ているということですね。
大洞:もちろんタイトルや写真だけではない、いろいろな要因が考えられます。ただ、やはり「記事のタイトル」に魅力が出るとより見てもらいやすくなります。また「写真のクオリティ」が上がると伝わる力と拡散力が上がって、より多くの人に伝わる、という流れができていると思うんです。
藤崎:記事だけでなく、写真がおいしそうに見えれば、「自分も食べてみようかな」という方も増えますよね。
大洞:そうなんです。「写真のクオリティ」が上がり説得力が増したと思っています。しかも、アンバサダーの方にとっては自分の投稿が他の人から「ウケる」ことにより、投稿の楽しみや実感も増すということで、良い循環になっていると思うんです。
藤崎:みん
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