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『カメラを止めるな!』はパンフレットも充実した内容でした。
映画『カメラを止めるな!』、みなさん見ましたか? 面白かったですね!
私はすでに2回見に行きましたが、2回目は2回目でまた面白いんですよ。「ここでこう言ってるけど実はさ、くっくっく!」と笑いそうになるんですが、周りは初見ですから笑っちゃうと変なおじさんになるのでガマンしました。
そう言えば、自分も最初はこの部分はなんだろうこれ、と思ってたよなー、とタイムスリップした感覚。今度、もう一回見たら3回目なりの面白さがあるんじゃないかという気がしています。見てない人にはさっぱりわかりませんね。ぜひ見てください。
この映画は「ネタバレ厳禁」と言われています。ここから先も、なぜヒットしたか、その理由について考えたことをネタバレしないように書きます。でも、見てない人にはなんだかわかんないでしょう。ヒットした理由を知るには、まず見るしかありません。すぐに映画館に走ってください。
ヒットの理由1:2館から300館に拡大
この映画は最初、6月23日にたった2館で公開が始まりました。池袋のシネマ・ロサと新宿K's cinema。どちらもいわゆるミニシアターです。ところが連日満員でなかなか見れない。7月14日からは渋谷ユーロスペースと川崎チネチッタに上映館が拡大しました。私もこの時、川崎で見たら満員。後半では笑い声がどっと響き、終わると拍手が起こりました。
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境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
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