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コラム

アスリートとつくる、熱量の高いファンのコミュニティ

レッドブル・エアレースが根付くまで10年、特殊スポーツをカテゴリーごと育てる意義

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まとめ

参加人数の少ない特殊スポーツをカテゴリーごと育てる意義を、一言でいえば、企業の長期的な目線で事業戦略として計画すること、ブランド特性とブレのない活動をすること、そしてアスリートと真のパートナーシップを結べることだと思う。さらにコミュニケーションをできるだけ高めるために、映像・画像といった資産を持つことやメディアとの連動も大事である。特殊だからこそ、大切に育て、価値を高めないといけない。

一旦育ち始めたら、それをどうやってマーケティングや営業につなげることができるかも考えるが、ここまで行ければ本望である。

室屋さんからのメッセージ

Red Bull Content Pool

飛行機のレースに興味がある若者はいるらしいが、どこに聞いたらいいのかわからないことが多いので、小学生から中学生を対象にして福島に“空ラボ”という組織を立ち上げることになりました。これにより次世代育成のためにこのスポーツシーンを少しでも広げる努力を行いながら、選手になること以外に飛行機の魅力やそれに関連した仕事にも興味を持ってもらいたいと思っています。

企業のサポートもまだまだ大事で、お互いフィロソフィーが合えば是非日本人パイロットを支えてもらいながら、一緒に次に繋がる活動をしていけたらと思っています。最終的には競技人口が一人でなくて、もう少し増えてほしいと思っています。

長田新子
一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長兼プロジェクトデザイナー

AT&T、ノキアにて、情報通信及び企業システム・サービスの営業、マーケティング及び広報責任者を経て、2007年にレッドブル・ジャパン入社。最初の3年間をコミュニケーション統括、2010年から7年半をマーケティング本部長として、日本におけるエナジードリンクのカテゴリー確立及びレッドブルブランドと製品を日本市場で浸透させるべく従事し、その後独立。現在は2018年4月に設立された一般社団法人渋谷未来デザインの事務局次長兼プロジェクトデザイナー。