経営者発想で考えるマーケティング- スカパーJSAT、セイバン、モンデリーズ・ジャパン、有楽製菓が見据えるマーケターの次なる役割とは?

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多すぎる選択肢 お客さまは、選ぶのが面倒になっている

研究会の後半には他社への意見を出し合う場が設けられた。そこで論点にあがったのは、消費者にとっての選択肢の多さについて。スカパー!については、「番組数が多すぎて選べない」「選んで教えてほしい」との声が次々とあがった。同じく選べる楽しさもあるランドセルについても「祖父母や親と子供の選ぶ価値観が違う。選べる範囲を狭めて子供に選択させるアプリはどうか」という意見があがった。

また 「ガム離れが進んでいる」ことを問題視する森氏に対し、「ガムの製品ごとの違いがわからない。差別化を測るのはどうか」「ガムでダイエットをエンタテイメント性を交えて伝えていくのはどうか」という提案が上がり、森氏は「外資が長いので、日本の会社の大きな決定権を持たれている方の意見を聞けたのは非常に貴重な機会だった。日本の会社の方はカチカチ考えられているのかと思っていたら、情熱とノリみたいなところも多いんだと思って驚きました。我々も見習っていきたいと思います」と話した。

本研究会を通し「多様性を得ることができる貴重な経験の場だった」との声が多くあがった。業態が異なる4社の4名だったが、お客さまに向き合う熱い情熱を持たれている点に共通項があった。知識、経験も重要ながら、お客さまの役に立ちたい、喜んでいただきたいという情熱が、新たなアイデアの実現にチャレンジする原動力になるのだと感じる研究会となった。

研究会恒例の各社のブランドを体験できるお土産の披露の時間も、バラエティーに富む商品・サービスが集まり盛り上がった。

「JAPAN CMO CLUB」の目的と資源を拡大できる企画を実現する

最後に加藤氏は「研究会は『共感』と『理解』の場で、今回も業態の垣根を超えた共感の声を多く聞くことができた。「JAPAN CMO CLUB」が提供できるのはメンバー同士の『出会い』と『ネットワーク』を広げる場。次は『目的』と『資源』を拡大できるフェーズの場になる。

そして最終的にそれを実現することが「JAPAN CMO CLUB」のミッション。5年目を迎えた「JAPAN CMO CLUB」は、さらに次。ネットワークから生まれたアイデアの実現を目指し、社会課題解決のためにも生かしていきたい」と意気込みを語った。

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