コラム

ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論(実践編)

アフターコロナの世界でも、ブランドづくりの基本は何ひとつ変わりません!

share

情緒的な価値を高めるための、本当のブランドづくりが必要

ブランド実務者は、ブランドづくりに関係する周囲の人にこの異常な時代であることをわかりやすく説明し、納得してもらうことからスタートしましょう。ブランドづくりをやりながら、同時並行でブランド(妄想)が、今の時代は本当に重要になっていることを、根気強く、わかってもらうことです。そうすることで、ブランドづくりの仲間が少しずつ増えていきます。ブランド実務者が孤立しては、いくら正しい方法論であってもブランドをつくることはできません。

今や、『いいもの』をつくったから、売れる時代ではありません。

世の中は、『いいもの』であふれているのです。

『いいもの』以外は存在しないといってもいいくらい。

もちろん『生活者が、超すごいと機能的価値をわかるくらいの凄いレベルのいいもの』をつくれば、売れます。しかしそれは本当に難しくなっています。

日本では『いいもの』をつくれば売れる時代が長くありました。

そのため『いいもの』をつくることのみが、重要視されてきました。

今の時代は、よりよい商品やサービスを開発することと同じように、もしかしたらそれ以上に、よりよい情緒的価値をつくる、ブランドをつくることに知恵を絞り、一生懸命取り組むことが、重要になっているのです。

たくさんある『いいもの』の中で、あなたの企業や商品を選んでもらわなければなりません。そのためにはどうしたらいいのか。そこに知恵を絞っているはずなのに、著名なマーケッターの方が、「ブランド施策のほとんどが間違いであり、ブランド広告の半分が無駄である」と指摘される状況にあるのが、ブランド施策の現実です。

世の中のブランド施策が、“教科書ブランド論”に基づく誤ったものが多いことがその原因のひとつであり、実務者ブランド論の方法論でブランド施策を展開し、正しいブランド広告ができればこの問題の解決につながると考えます。

次回は、教科書ブランド論だとなぜ、ブランド施策を間違えるのか、本当に正しいブランド広告とは何かについてお話します。

【次回コラム】「告白…「私は、間違ったブランド施策をご機嫌でやりつづけていました」」はこちら

本コラムの前編「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論」は、こちらよりご覧をいただけます。

Follow Us