ラジオに捧げた10年間だった
澤本:遠山君が番組で育てた若手アーティストたちがいっぱいいるからね。
遠山:いやいや。そんな育てたなんてないですよ。
澤本:だって、平手(友梨奈)さんだって、そうでしょ。
遠山:育てたっていうのはないですよ。でも、3年間レギュラーでやってくれていて、僕も友梨奈ちゃんと喋っているとき、めちゃめちゃ楽しいんですよ。友梨奈ちゃんもケラケラ笑うし、僕のことをいい意味でガンガン攻撃してくるし。それを聞いているみんなもやっぱり楽しかったらしくて、マネージャーのみなさんも手を叩いて笑っているんですよ。
自分もラジオでこんな現場なかったなって思うんで、育てたというつもりは全くないですけど、平手友梨奈ちゃんにとって『SCHOOL OF LOCK!』を、息抜きの場所、大切な場所につくれてよかったなっていう自負はありますけど。
澤本:普通はそういう場所もないからさ。すずちゃんだって撮影のとき、ケラケラ笑って、遠山君と談笑していたじゃないですか。
遠山:一応、そういう役目なのかなって思って。ごはんとか一緒に食べているときとか、撮影のときね。
澤本:ここに来たら楽しい、構えないで喋れるっていう場所を提供してきたから、いいよね。
遠山:『SCHOOL OF LOCK!』では本当にたくさんの出会いを頂いたんで。ほかの現場でも、それまで培ったところからスタートが切れるんで、すごくありがたいです。
権八:ゼロからスタートじゃないもんね。
遠山:そうなんです。なので、これからもそういう場所をつくっていきたいなと思いますし、澤本さんと中村さんとヒグマとも何かの縁で出会わせてもらったので、またどこか別の所でもご一緒出来たら本当嬉しいなと思っている、……って真面目な話をしているときに、ヒグマは自分のスニーカーのヒモを結び直している。
権八:ほどけちゃってさ(笑)。まだ話しているし。
遠山:ラジオを何だと思っているんだ!
権八:いやいや、ほどけちゃったからね(笑)。
遠山:今日マジで、あなたのギャラを俺のところに振り込んでもらっていいですか!
権八:なんでだよ(笑)。
中村:これからは地上波でもきっと遠山さんを見ること多くなると思うし。
遠山:どうなんですかね。
中村:個人的には期待というか、やっぱり若い子にめちゃくちゃウケそうなんで。YouTubeとかも。
権八:確かに。
中村:自分の子供の世代が見そうなコンテンツができそうだなって。どうですか、YouTube。
遠山:今まで全国の10代に向けて東京からずっと喋っていたんですけど、全国各地のみんなのもとに車運転して自分から行ってみたい。全国38局ネットのみなさんに直接感謝の気持ちも伝えたいなと思うんで、各局にも勝手に乗り込んで喋らせてもらって。
それでTwitterに「今日、俺ここにいますわ」とかつぶやくとリスナーのみんなが来てくれて、リスナーを車の助手席に乗せてそのまま動画回したら面白いんじゃないか、みたいな。
中村:面白そう。
権八:はじめて会った頃は、まだ免許持っていなかったもんね。
遠山:そうですね。2年くらい経って、まともに運転できるようになったんで……うん!何か、みんな疲れちゃったんで、終わりましょう!
一同:ハハハ。
澤本:いやいや、そんなことないよ。
遠山:これ何ですか?もうオジサンたちだからっていうことですか?如実に疲れが来てる感じがする。
権八:ハハハ。あれ、今独身だよね?
遠山:そうです。
権八:どうするの。今、彼女いるの。
遠山:いや、いないです。
澤本:いやいや。
遠山:いや、本当です。本当です。
権八:なんで、今唇舐めたの?
中村:ハハハ。嘘つくときのクセ。
権八:怪しいな、おい。
遠山:いや、そんな隠すこと何もないでしょ。
権八:確かに正直に生きるって決めたもんな。
遠山:そうです。でも、確かに4月から夜めちゃくちゃ寂しくなると思うんで。
権八:本当だね。
遠山:自分から求めに行くかもしれないな、っていうのは思いました。
権八:自分から求めに行く?
遠山:えっと、だから……。
権八:迷惑だね。
遠山:迷惑って何で!
権八:気持ち悪い。
遠山:だって、10年間、夜どこも行けなかったんだから。
権八:確かに。
遠山:捧げたんだから。それを気持ち悪いって。
中村:……はい、ありがとうございました。
遠山:ありがとうございました……って(笑)。
中村:この番組は、無料のスマホアプリ「AuDee」でトークのみ配信しています(過去すべての回を視聴可能)。聞き逃したという方はこちらもぜひアクセスしてみてください。今夜のゲストは映画『一度死んだみた』にも出演されている……
遠山:確かに。
権八:俳優だ。
中村:グランジの遠山大輔さんでした。ありがとうございました。
<END>
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