俳優・起業家である水嶋ヒロの、仮想空間上に作られた分身(バーチャルヒューマン)がアパレル企業とコラボし、新ブランドを立ち上げた–––そんな設定のブランドが9月25日に発表された。
バーチャルヒューマンの名前は「Lewis Hiro Newman」。水嶋ヒロは20歳のときに“東京で芸能の道に進む”か“ロンドンでデザインやアートの道に進む”かを迷い、前者を選択した過去があり、「かつて選択できなかったもう一つの道」をバーチャルな分身が現代で生きていくことをコンセプトに誕生した。ロンドンで学ぶことを切望していた1つが服飾デザインだったことから、この度Lewisの名を冠としたアパレルブランドを立ち上げる運びとなった。
新ブランドの名称は「Lewis Newman」で、アパレルブランド「UNITED TOKYO」とのコラボレーションでスポーツMIXなアイテムを販売する。
販売元のTOKYO BASEの谷正人CEOは、今回のコラボについて次のようにコメントしている。「ファッション業界としてもバーチャルヒューマンの存在は気になっていました。そのような中でこのような取り組みがいち早くできたことを光栄に思います。技術の進歩によりCGが現実かも境目がなくなってきているので、近い将来バーチャルヒューマンのモデルなども当たり前になっていくかもしれません」。
水嶋ヒロは「LEWISはバーチャルな存在だからこそ、創造できる取り組み方は無限にある」とコメントする。「分身ではあるけど、僕とは違う考え、異なる表現をする存在だから面白い。UNITED TOKYOさんとのコラボレーションは、彼にとって大きな成長へ繋がる一歩となるでしょう」。
LEWIS NEWMAN開発会社である1SECの宮地洋州代表によれば、著名人をバーチャルヒューマン化させた分身がこのような取り組みする事例としては世界初という。
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