コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

若者の「可愛げ」と「大物感」におじさんはやられる(ゲスト:石川善樹)【前編】

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「ハードワーク期」に専門性を深め、「ブランディング期」に自分の幅を広げる

石川:「ブランディング期」の前の「ハードワーク期」は、専門性を深めたり、ある意味自分を深掘りする時期であると。

澤本中村:うんうん。

石川:「ブランディング期」っていうのは、自分の幅を広げるフェーズだと。

中村:あー、なるほど。

石川:ここでは業界外の人と付き合うことが大事だと教わったんですよ。

澤本:なるほど。

石川:気をつけないといけないのが、「ハードワーク期」でその業界の中で成功を積み重ねていくなかで、それに関連した仕事ばっかりがきてしまって幅が狭まるぞっていう話をされたんですね。

澤本中村:うん。

石川:やっぱりその過去の成功とか、専門性っていうのをもう1回脇に置いといて、自分が何者でもない存在になれるコミュニティにどんどん飛び込んでいけと。

中村:それが「ブランディング期」だと。

石川:そうなんです。それが「ブランディング期」で、自分の幅を広げなさいと。そうすると早い人で40歳、普通の人は50、60歳ぐらいになると、ようやく「自分が何をしたいのか」っていう志が見えてくると。

澤本:はいはいはい。

石川:そこから「アチーブメント期」ってことですよね。

澤本:うん。

中村:WEB野郎中村は、41歳でまだ見えておりません(笑)。

石川:いや、そうだと思うんですよね。

中村:澤本さんは今?

澤本:もう僕54歳になったもん。

中村:54歳ではかなり見えている?

澤本:なんかね、最近少し。おっしゃる通り、いろんなものに引き入れていただいてやっているうちに。それまで自分がある種、会社に入って強制的にやっていた部分があるわけですよ。そこで「何とかしなきゃ」と思って選択していくんだけど、自分がそこに行くと、さほど大したものじゃないって。そういうことを見ていくうちに、最終的に自分はこうしたいんだなっていうのは、やっと見えてきたのかな。逆に言うと人生には終わりがあるからさ。残された人生で、これをやれれば幸せなのかっていうものを選択せざるを得なくなってきている感じはある。

中村:おー!これどうなんですか?善樹さん。

石川:そうだと思うんですよ。結局ね、やっぱもう早く決めないと(笑)。

一同:(笑)。

石川:面白いこととか不思議なことって、世の中に無限にあるので、どこかで決めないといけないんですよね。覚悟っていうか志を決めるって、ある程度年齢を重ねないと難しいだろうなと思うんですよ。その時々で「これだ!」と思っているんだけれども、振り返ると「まだまだだった」と思うじゃないですか。

澤本:思います。常に思いますね。

石川:見えてなかったなっていう。それで「アチーブメント期」っていうのは志を持って、これまで培ってきた業界内外の仲間たちと進んでいくんだみたいな。そういう話を上野の居酒屋で話してくれたおじさんがいたんですよ。

澤本:すごいもう!そのおじさんは何期にいるんだろうなぁ?

石川:何者か全然分からないんですけど(笑)。

一同:(笑)。

石川:そのおじさん、「どうだ?いい話だろ?」って言って。僕その時にもらったナプキンをいまだに大事に持っているんですけど。

澤本:へえー。

石川:「じゃあな!」って出て行って。僕らは、「カッコいい!自分も将来ああなりたいねー!」みたいなことを言いながらお会計をしたら、おじさんの会計がしっかり僕らに付けられていました。

一同:(爆笑)。

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