「日本PR大賞」池江璃花子選手とダイアローグ・ジャパン・ソサエティを選出

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日本パブリックリレーションズ協会は20日、広報・PRの視点から2020年度に最も活躍した個人や団体を顕彰する「日本PR大賞」の結果を発表した。「パーソン・オブ・ザ・イヤー」には競泳の池江璃花子選手が選ばれたほか、地域社会の発展に貢献した個人・組織を称える「シチズン・オブ・ザ・イヤー」には一般社団法人「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」が選出された。

池江選手は白血病の治療を経て、競技に復活。その強い意志はもちろんのこと、闘病生活中にも度々メッセージを発信し、多くの国民からの支持と共感を獲得したことがパブリックリレーションズの観点から「パーソン・オブ・ザ・イヤー」選出の決め手となった。また、P&G「SK-Ⅱ」のブランド広告や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のキャンペーンなどにも出演した。

 

 

一方、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」は、ドイツ発祥の暗闇の中のエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」や、多様性を学ぶワークショップなどを提供している団体。「DID」は日本では1999年に初めて実施され、これまで累計23万人が体験してきた。

2011年には、志村季世恵氏が同団体を設立。視覚や聴覚に頼らない世界を疑似体験できるプログラムを提供している。2020年8月には東京・浜松町「アトレ竹芝」内にダイアログ・ミュージアム「対話の森」をオープン。コロナ禍を受けて暗闇での体験が難しいことから、「ダイアログ・イン・ザ・ライト」として明るい環境に変更する形で世界初となるプログラムを実施した。

「対話の森」では、静けさの中で聴覚障害者とともに表情やボディーランゲージでの対話を楽しむ「ダイアログ・イン・サイレンス」も実施している。

これらの取り組みについて、日本PR協会では「多様性を認め合う社会のための気づきを与える活動を継続し、さらにコロナ禍の中でも社会のニーズに対して積極的に新たな取り組みを進めていく姿勢を評価した」と述べている。

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