コロナ禍が1年も続き、海外からの宿泊客が見込めないなか、ホテル業界は新たな顧客獲得にシフトしている。
「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」(東京・港、ベストホスピタリティーネットワーク)では、2021年2月8日に愛犬とともに宿泊できる「ドッグフレンドリーフロア」をオープン。さらに3月27日に宿泊者専用ラウンジ「和-NAGOMI- LOUNG」をオープンした。いずれもコロナ禍によりインバウンド需要が見込めない中、客室の利用を少しでも増やす施策として実施されたものだ。
企画背景について同ホテルの営業推進部営業推進広報担当・支配人の白石貴子氏は「空前のペットブームも重なり、都心のホテルにおいてもわんちゃんとのご宿泊は需要があると考えました。非日常の時間と空間で家族である愛犬と過ごすことができるサービスはホテルだからこそ提供できることだと自負しております」と話す。
ワンフロアすべてがペット宿泊可のリゾートホテル
ドッグフレンドリーフロアはホテルの8階フロア全体が対象で、チェックインも8階の専用ラウンジ「ドッグフレンドリーラウンジ」で行う。宿泊できるのは15kg以下の犬のみで、8階以外への移動は必ずケージに入れるルールだ。客室はレインボーブリッジまたは隅田川の景色を目の前に臨む広さ35~52㎡で、室内には愛犬用のケージや各種アメニティを用意。朝食はルームサービスで提供されるので、安心して過ごせるという。
スタッフも近隣のペットフレンドリーなスポットをリサーチしており、ウォーターフロントの海と空を満喫するお散歩コースや、近隣のカフェや商業施設などのおすすめコースも案内している。
白石氏によると、ペット宿泊可のリゾートホテルはいくつかあるが、ワンフロアすべてがペット宿泊可なのはここだけ。そのため利用客からは「ワンフロア丸ごとがドッグフレンドリーフロアのため、周りに気兼ねなく過ごすことができる」「専用のラウンジがあるのがいい」と好評だという。
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