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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

第一印象は「なんやこれ?」500本の頂点に立った狂気のラジオCM(ゲスト:井村光明・髙橋ひかる)【後編】

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審査を隠し録り!ACCの裏側を大公開

権八:それでは皆さん、いよいよお待ちかねのグランプリ作品にいってよろしいでしょうか?

澤本:はい。

権八:その前に、グランプリ決定前の髙橋さんと澤本さんの審査の模様を、隠し録りでお届けします(笑)。

髙橋:えっ!何喋ってるんだろう?

権八:隠し録り無修正。ではどうぞ。

<ACC「ラジオCM部門」の審査会音声より>

井村:残るはグランプリなんですが、今のお考えを聞かせてください。髙橋さん。
 
髙橋:はい。この「かっぱ・は・まわーるど」は、最初から圧倒的に印象的だったんですけど、「ゴキブリと少年」だったりとか、このKINCHOさんの「虫コナーズ」も。あと「キャッチボール」とか。「あ、なるほど」って繰り返し聞いていくことで、より引き込まれていく世界観。その空間にどんどん入っていって、何が始まるんだろうというワクワク感とかもあったりして、すごく印象的でした。どれも面白かったんですけど、2個で悩んでます。
 
井村:最後に澤本さんいかがでしょう。
 
澤本:たぶん、原稿として一番うまいなって思うのは「キャッチボール」なんですよ。ただ、音声としてやっぱり一番好きなのは、バンバラバンバンバン……っていうか、「虫コナーズ」なんですよね。つくってる人、おかしいですもんね(笑)。「よくこんなもん考えて、真剣にプレゼンしてるな」っていうふうなことから考えると、ラジオCMの可能性や楽しさを一番伝えてるのは、僕は、これかなっていう気はしています。
 
~投票中~
 
井村:1位が5票、2位が3票、3位が2票。今年のACCラジオ部門グランプリは大日本除虫菊さんの「虫コナーズ」。バンバラバンバンバンでした。おめでとうございます。

権八:はいはいはい。

澤本:これさ、僕よりも髙橋さんの説明の方が、ちゃんとしてるね。

一同:ははは。

髙橋:いやいやいや、何をおっしゃるんですか。

澤本:なんか、今……。恥じた。

髙橋:めっちゃ緊張しました。井村さんが最初の方に私に振ってくださるんで。ありがたいんですけど、すごい緊張しましたよ。皆さんの話を聞いてからどういうふうに喋ろうかなって考えようと思ったので……。急に振られるんで、ちょっとドキドキしちゃいました。すいません。

権八:いえいえ、ちゃんとお答えしてましたよね。いむりんのドSなところが出たんでしょう。

井村:いやいや。おじさんの話聞いた後って、合わせちゃうでしょう?

髙橋:確かに。さすが、やさしさですね。

権八:さすが、やさしさ。

井村:やさしさっていうね。

権八:でも、楽しみですね。澤本さんはおかしいですもんねと言っていた。

澤本:いやいや。これ、僕らから言うと、どうやって通したんだろうと思いました。

権八:聞いてみましょうか。

髙橋:楽しみ。

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