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ランナーはマイボトル持参、“ゴミを出さないマラソン”で環境に配慮

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湘南国際マラソン事務局は、5月29日、今年行われる湘南国際マラソンは、ランナー全員がマイボトルを持ち、“ゴミを出さないマラソン”をテーマに行うことを、イベントライブで発表した。

ランナーがマイボトルを持参してマラソンに参加することで、ゴミをださない大会をめざす。開催に先立ち行われたイベントライブでは河野太郎大会名誉会⻑らが登壇。

本大会は、新型コロナウイルスの影響により3年間延期されていたが、マイボトル・マラソンという新しいスタイルと、「将来のために、子供たちのために、地域のために、地球環境のためにゴミを出さない大会をめざす」というメッセージを掲げ、復活した。ペットボトルやプラカップゴミを出さない環境配慮型のイベントとしては、世界初の挑戦となる。

イベントライブでは、河野太郎会長がランナーにエールを送り、新しい給水方法のデモンストレーションも実施した。大会当日、ランナーは全員マイボトル・マイカップを持参し、コース上に設置された2500個以上のジャグ(給水器)から補水する。

イベントライブでは、新しい給水方法のデモンストレーションも行われた。

これまでの湘南国際マラソンでは、毎年2万5000人のランナーに対して、水とスポーツドリンクあわせて3万1500本のペットボトル、50万個にもおよぶ使い捨てカップを用意していた。資源の無駄使いのみならず、いま世界的規模で問題になっているプラスティックごみによる海洋汚染、また、焼却することで気候変動の要因になることから、今回の施策が取り入れられた。