足立区は、プライド月間である6月に読みたい『LGBTを知る本』を発行した。
世界各地でLGBTQ+の権利啓発に取り組む「プライド月間(Pride Month)」。本書では、当事者や親へのインタビューのほか、足立区の取り組みを紹介している。
本冊子は、区立の小中学校全教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学童保育室、児童館全職員、保育園、幼稚園、認定こども園、高校、大学、区施設などに配布される。講座実施時やイベント開催時にも広く配布予定。
今回発行された冊子のポイントは3つ。
1つ目は、足立区にゆかりのあるLGBT当事者、教師、親に直接インタビューし、普段の生活では気づけないリアルな声を掲載していることだ。寝るときにあおむけの胸の上に本を積んで胸を押さえようとしたトランスジェンダー当事者やどの生徒にもマイノリティの可能性があるという目をもって指導している教師、子どものカミングアウトを受けた母親の話などだ。
2つ目は、性の多様性についての基礎知識を、イラストを交えわかりやすく解説していること。
イラストが多くあり、子どもも大人も読みやすく、わかりやすい冊子となっている。
3つ目は、多様性の応援に取り組んできた足立区の取り組みを紹介していることがあげられる。
足立区では、2021年4月1日、「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を他自治体に先がけ設置(ファミリーシップは都内初)。2022年5月にはその宣誓対象を拡大するなど、LGBT当事者に寄り添った施策を行っている。
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