ネットマーケ子会社売却へ LIFULL、6.7億円で

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LIFULLは8月22日、完全子会社のLIFULL Marketing Partners(LIFULL MP)を、デジタルマーケティング事業のデジタルアイデンティティに売却すると発表した。譲渡価額は6億7000万円。LIFULL MPは不動産事業者向けのインターネットマーケティング支援を手がける企業。LIFULLは主力の不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」に資源を集中させる。

LIFULL MPは2015年にLIFULL(当時=ネクスト)が子会社化した不動産事業者向けネットマーケティングのアクエリオンが前身。約4億8000万円で同社株式の60%を取得後、17年に完全子会社化した。直近3期の決算はいずれも赤字。2021年9月期売上収益は39億3500万円で、営業損失は8100万円、純損失は6800万円だった。直近3年間の純損益はいずれも赤字。 

LIFULLは、アグリゲーションサイト運営のLIFULL CONNECT(本社=スペイン・バルセロナ)の完全子会社も7月28日付で売却している。ファッション分野のアグリゲーションサイト運営企業で、売却益は8億円。8月4日に22年9月期通期の連結業績予想を1億円の赤字から、4億8000万円の黒字に修正した。

LIFULLの2021年10〜22年6月累計の連結売上収益は、前年同期比0.9%減の266億8600万円で、営業利益は同比74.5%減の6億3100万円。減収は「HOME’S」関連が同比3.3%減の194億8800万円。

外部との提携を一部解消して問い合わせ件数が減ったほか、新築不動産の売買価格高騰による需要減で広告単価が下落し、減収となった。営業利益は、人件費が前年同期比4億6200万円増、広告宣伝費が同比8億9700万円増で圧迫している。


 

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