「そのことばがある前と後」トークセッションアーカイブ配信のお知らせ

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9月22日~25日の4日間、「宣伝会議賞」60回を記念したイベント「そのことばがある前と後 ~広告の中のことばたち~」を開催しました。本日より、トークセッションのアーカイブ動画を配信します。

その時代を映し、人の心を動かすことで、社会を動かし、私たちの価値観にも変化をもたらしてきた広告の中の「ことば」たち。本イベントでは、これまでの「宣伝会議賞」グランプリ作品を第1回から振り返る年表や、審査員・前回受賞者によるおすすめ書籍を展示しました。

そしてトークセッションでは、さまざまな立場の「ことば」のプロと業界最前線を走るコピーライターが、「人々の価値観を変えたことば・コピー」について対談しました。

本記事では、1枠目となるG.G.佐藤さんとコピーライター・下東史明さんによる回を公開します。続きは「宣伝会議賞」イベント特設ページより、応募登録の上ご覧ください。

応募のヒントに、そしてさらなることばの面白さを感じるきっかけに、ぜひご覧ください。

トークセッション一覧

① スポーツ選手の持つ「ことば」

プロ野球解説者であり、コピーライター養成講座を受講されたこともあるG.G佐藤さんと、大の野球ファンでもあるコピーライターの下東史明さんが、スポーツ選手の持つ「ことば」を語り合いました。

 
・G.G.佐藤 氏
法政大学卒業後、米3Aを経て2004年に西武ライオンズに入団。西武重量打線の主軸として、08年にオールスターでファン・選手間投票1位を獲得。同年、北京五輪出場。 2014年に千葉ロッテマリーンズで引退し、 現在はプロ野球解説者とトラバースの副社長として活動している。

・下東史明 氏
主な仕事に、MINTIA「俺は持ってる」、イエローハットTVCM、日経電子版「365日分の差は大きい」、2ndSTREET「セカストする?」、花王「クイックルで良くない?」、鬼速、スマルナ、PloomTECH、1本満足バー、MONOKABU、VIEWカードなど。 TCC審査委員長賞・新人賞・ファイナリスト、ヤングカンヌ日本代表など受賞多数。
 

② 広告コピーと短歌 ~「ことば」で何を表現するか~

歌人・エッセイストの上坂あゆ美さんと歌人の木下龍也さんが「広告コピーと短歌」をテーマに、あらためて“「ことば」で表現する”ということに迫ります。

 
・上坂あゆ美 氏
Twitter:@aymusk 1991年生・静岡県出身。 広告代理店勤務。 2022年、第一歌集「老人ホームで死ぬほどモテたい」(書肆侃侃房)、「無害老人計画」(田畑書店)など出版。

・木下龍也 氏
著書は『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』『天才による凡人のための短歌教室』『あなたのための短歌集』。 共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』がある。
 

③ 漫談で学ぶ!臨場感のあることばの組み立て方

“嘘しか言わない”漫談家・街裏ぴんくさんと、漫才コンビ「ハコグミ」としても活動するコピーライターの中川真仁さんが対談。自己紹介漫談から始まります。

 
・街裏ぴんく 氏
自作の架空話を、
本当にあったかのように
熱量を込めて展開する
“大嘘つき漫談家”

・中川真仁 氏
大阪に生を受け、吉本新喜劇、4時ですよ~だ、爆笑BOOING、すんげ~ベスト10、ごっつええ感じ、オールザッツ漫才等に浸かった後、コピーライターに。
今は広告や広告以外のものを作っています。世界がもっとアホな広告であふれますように。 宣伝会議賞のベストスコアは学生の時の一次通過。 漫才コンビ「ハコグミ」としても活動。
 

④ 新・審査員が選ぶ“名作コピー”

今回初めて「宣伝会議賞」の審査員となった、TBWA HAKUHODOの高橋律仁さんと電通の三島邦彦さんが選ぶ“名作コピー”とは。作品応募者必見です。

 
・高橋律仁 氏
博報堂入社後、TBWA HAKUHODOへ。
メディアとソーシャルインサイトを掛け算したコミュニケーションを武器に、映像からアクティベーションまで統合的に手がける。DJとしての一面を持ち多くのプロジェクトで楽曲プロデュースも行う。
主な受賞歴に、カンヌライオンズゴールド、アドフェストグランプリ等。2017年クリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリスト。

・ 三島邦彦 氏
長崎県長崎市生まれ。東京大学文学部英文科卒。
Netflix「人間まるだし。」「上を見ろ、星がある。下を見ろ、俺がいる。」 Honda「じゃ、最後、行ってきます。」「難問を愛そう。」 ACCグランプリ、小田桐昭賞、TCC賞、TCC審査委員長賞、TCC新人賞、広告電通賞グランプリ、朝日広告賞グランプリなど。
 

⑤ 五感がザワつく、おいしさの表現

メディアやSNSでさまざまな食の情報発信や企画開発をされているフォーリンデブはっしーさんと、食品広告にも携わる電通の鈴木晋太郎さんが、食にまつわる「そのことばのある前と後」について話します。

 
・フォーリンデブはっしー 氏
お肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、今までに10000軒以上を食べ歩く。
食に特化したInstagramは27万人、Twitterは12万人のフォロワー数。2004年に慶應義塾大学を卒業後、電通に入社。2020年に退社し、食のフリーランスとして活動。現在は総務省の地域力創造アドバイザー、農林水産省の国産食材アンバサダーなども務める。美味しいときの決めゼリフは、デブリシャス!(本名は橋本陽)

・鈴木晋太郎 氏
東京大学大学院工学系研究科を修了後、2007年電通入社。
情報システム局、営業局を経て、30歳でクリエイティブに転局。
主な仕事は、日清カップヌードル、日清焼そばU.F.O.、花王アタックZERO、UQモバイル、湖池屋プライドポテト、Spotifyなど。TCC賞、ACCゴールド、ギャラクシー賞など受賞多数。
 

⑥ 「逸脱」する言葉たち

国語辞典編纂者の飯間浩明先生と、博報堂の河西智彦さん。“言葉のプロ”であるおふたりが、それぞれの視点から見た「つい目に留まることば」の法則を考えます。

 
・飯間浩明 氏
『三省堂国語辞典』編集委員。辞書・ことば一般に関する著書として、『辞書を編む』(光文社新書)、『知っておくと役立つ 街の変な日本語』(朝日新書)、『日本語をつかまえろ!』(共著・毎日新聞出版)、『つまずきやすい日本語』(NHK出版)、『ことばハンター』(ポプラ社・児童書)、『日本語はこわくない』(PHP研究所)など、文章表現に関する著書として、『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー携書)などがある。

・河西智彦 氏
一橋大学卒。売上増と表現を両立する統合CD。幸楽苑「2億円事件。」、ソフトバンク「工事がいらない」、ひらかたパーク、姫路セントラルパーク「日本一心の距離が遠いサファリパーク」、ベイクを買わない理由100円買取CP、スペースワールド閉園CPなど。カンヌ金賞、ACC金賞、電通賞最高賞、TCC賞、地方CCグランプリ4回など。 クリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリスト。著書『逆境をアイデアに変える企画術』。
 

⑦ 小説・広告に共通する「人に伝える」ということ

小説家の中村航さんとサン・アドのコピーライター岩崎亜矢さんは、「ことば」はもちろん、音楽という点でも共通点が。「人に伝える」ということについて、考えを聞きます。

 
・中村航 氏
2002年『リレキショ』にて第39回文藝賞を受賞しデビュー。続く『夏休み』、『ぐるぐるまわるすべり台』は芥川賞候補となる。ベストセラーとなった『100回泣くこと』ほか、『デビクロくんの恋と魔法』、『トリガール!』等、映像化作品多数。アプリゲームがユーザー数全世界2000万人を突破したメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』のストーリー原案・作詞等幅広く手掛けており、若者への影響力も大きい。

・岩崎亜矢 氏
主な仕事に、GINZA SIXネーミング、JINS「私は、軽い女/男です」他、TOTO「止まるなTOTO」、ツインバード「ぜんぶはない。だから、ある。」、村田製作所「この奥さんは、介護ロボットかもしれません」他、ハンバートハンバートのクリエイティブディレクションなど。『心ゆさぶる広告コピー』、『僕はウォーホル』、『僕はダリ』(すべてパイインターナショナル)など様々な書籍も手がける。TCC会員。
 

⑧ ラジオDJとコピーライターが考える 聴きたくなる“ことば”と広告

ラジオDJ・ナレーターの秀島史香さんと、東急エージェンシーの堀内有為子さんの対談では、思わず“聴きたくなる言葉”のコツを聞きました。

 
・秀島史香 氏
神奈川県茅ヶ崎市出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。現在FMヨコハマ「SHONAN by the Sea」、JFN系列「Please テルミー! マニアックさん。いらっしゃ~い!」、NHK「ニュースで学ぶ現代英語」などに出演。DJ、テレビ・CMのナレーション、機内放送、執筆活動などで活躍中。2019年度文化庁芸術祭放送個人賞受賞。

・堀内有為子 氏
最近の仕事は、マンナンライフ「ゼリーに蒟蒻、隠してます」、渋谷ヒカリエ「Find your Favoriteクリスマス」、アイシア「キミがそばにいると」、フジパン・ネオバターロール「おいしく今日をはじめよう」、東急SDGsトレイン。ACC賞ブロンズ、New York Festivalsファイナリスト、TCC新人賞など。
 

⑨ 新・審査員が選ぶ名作コピー

今回初めて「宣伝会議賞」の審査員となった、Dentsu Lab Tokyoの田中直基さんと、AO CHAN 石本香緒理さんの対談です。悩みながら選んだ「好きなコピー」とは。

 
・田中直基 氏
言葉、映像、デザイン、テクノロジーなど、課題に適した手段でニュートラルに企画することを得意としている。主な仕事に、TOKYO2020パラリンピック開会式“PARAde of ATHLETES”、AI監視社会から逃れるカモフラージュ「UNLABELED」、「マツコロイド」、Eテレ「デザインあ」、サントリー「話そう。」、「人生には、飲食店がいる。」、YouTube「好きなことで、生きていく。」など。TCC賞グランプリをはじめ、受賞多数。

・石本香緒理 氏
セーラー広告、電通名鉄コミュニケーションズ、博報堂などを経て、2022年にAO CHAN設立。広告クリエイティブから、地域・企業ブランディング、商品開発など。TCC新人賞・審査委員長賞、ACCシルバー、グッドデザイン賞、CCN賞、FCC賞、OCC新人賞、One Show melit、Cannes Lions Shortlistなど受賞。

※各セッションの詳細レポートは後日、AdverTimes.及び月刊『宣伝会議』12月号に掲載します。


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