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広告業売上高、6カ月ぶりに前年増 旅行支援が寄与か

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広告業の2022年11月の売上高(速報値)は、前年比0.7%増の4590億100万円だった。6カ月ぶりに前年同月を上回った。経済産業省が1月13日、発表した。サービス動態統計室によると、22年10月に始まった全国旅行支援が好影響を及ぼした模様。SP・PR・催事企画は4カ月ぶり、企画開発や制作などを含む「その他」が5カ月ぶりに増加した。

2022年11月の広告業売上高のグラフ(速報値)
2022年11月の広告業売上高は、6カ月ぶりに前年を上回った。しかし、2019年以前の水準には届いていない

テレビは、前年同月比5.9%減の1130億3700万円だった。21年12月から12カ月連続の前年割れとなった。タイムは「金融・保険」「流通・小売り」が減少、スポットは「化粧品・トイレタリー」「情報・通信」「食品」などが減少した。

2022年11月のテレビの広告売上高(速報値)
テレビは前年割れが続いている。過去10年の同月比較では2022年が最も低くなった

新聞は4カ月連続の減少で、前年同月比1.5%減の184億7300万円。「薬品・医療用品」「家電・AV機器」「自動車・輸送機器関連品」が減少した。雑誌は同比12.1%減の35億700万円で、2カ月連続減。「ファッション・アクセサリー」「薬品・医療用品」「自動車・輸送機器関連品」が減少した。ラジオは同比5.0%減の29億2700万円で7カ月連続の減少。「情報・通信」「家電・AV機器」のほか、「官公庁・団体」などが減少した。

2022年11月の新聞、折込み・ダイレクトメール(DM)の広告売上高(速報値)のグラフ
新聞は直線的な下降傾向にある

インターネット広告は26カ月連続の増加で、1217億5500万円だった。「流通・小売」「薬品・医療用品」「交通・レジャー」などが増加した。インターネット広告は21年12月から12カ月連続してテレビを上回った。

2022年11月のインターネットの広告売上高のグラフ(速報値)
テレビと対照的に、インターネット広告は過去10年の同月比較で最も高い売上高となった
テレビとインターネットの2013年からの長期データの比較
インターネット広告は12カ月連続でテレビを上回った。トレンドラインでも差が広がっていることが伺える

観光促進のため、政府が22年10月半ばから始めた「全国旅行支援」で、「交通・レジャー」などの広告が増えた模様。屋外広告は「ファッション・アクセサリー」「交通・レジャー」などが増加。売上高は38億5200万円で、4カ月連続で前年同月を上回った。SP・PR・催事企画は4カ月ぶりの増加で、SP(セールスプロモーション)で「交通・レジャー」が増加。催事企画では「自動車・輸送機器関連品」が増加した。「その他」では、制作で「交通・レジャー」が増えた。企画開発では「情報・通信」「金融・保険」が目立った。

22年11月の国内旅行の総取扱額は2564億9000万円で、21年同月比156.0%、19年同月比でも99.1%と、コロナ禍前の水準に迫った。「全国旅行支援」は、ことし1月10日から割引率を以前の40%から20%に下げて再開している。上限額は、交通付旅行商品が1泊あたり8000円から5000円に、日帰り旅行など、それ以外が5000円から3000円となった。

交通広告、屋外広告、雑誌、ラジオの2013年からの長期データの比較
交通広告は横ばい、雑誌やラジオは微減傾向が続く。屋外広告はやや上向きのようすが見て取れる
2013年からのSP・PR・催事企画の売上高の長期データ
SP・PR・催事企画は一定の波があるものの、横ばいに

一方、交通広告は3カ月ぶりの減少。前年同月比2.2%減の97億2400万円だった。折込み・ダイレクトメール(DM)は、同比1.9%減の367億3800万円で、「外食・各種サービス」「化粧品・トイレタリー」「金融・保険」などが減少した。

 


 

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