三菱ケミカルらが発起人として2022年12月に設立したアクリルグッズ等再生利用促進協議会が30日、東京・神田明神にてアクリル製品のリサイクル啓蒙イベント「推しからの卒業をSDGs貢献に!アクリルグッズ感謝祭」を実施した。
アクリルグッズ等再生利用促進協議会は、三菱ケミカル、フジデノロ、ローランド ディー.ジー.、ひかりてらす、FiveVai、リーフラット、Key Light Entertainment、ルッカの8社が発起人として設立した団体。キャラクターグッズ製作やIP活用に携わる企業が、リサイクル技術を保有する三菱ケミカルと連携し、アクリル製品の回収・リサイクルの実施と啓蒙活動を行っている。
様々な用途で使用されているアクリル製品だが、近年はアニメ・アイドルのアクリルスタンド(アクスタ)やアクリルキーホルダー(アクキー)がファングッズとして定番となっている。またコロナ禍で設置されたパーテーションの多くもアクリル製品であり、今後、それらが大量に廃棄される問題も目前に迫っているという。
そこで今回、リサイクル啓蒙活動の第一弾として開催したのが「推しからの卒業をSDGs貢献に!アクリルグッズ感謝祭」だ。
イベントでは、アニメ・アイドルコンテンツの聖地といわれる秋葉原に近い東京・神田明神にて、不要になったアクリルグッズの回収を実施。リサイクルの成功を祈念した御祈祷を行い、来場者には、試験再生された原料が一部使用されたリサイクルアクリル板で制作した「アクスタケース」が配布された。
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