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岡山県立大学、30周年を機に学生のリアルに密着したPR動画制作

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岡山県立大学は1993年の開学から30周年を機に、ポニーキャニオンとコラボレーションした大学のPR動画を制作。5月26日に大学の公式YouTubeチャンネルにて公開した。

岡山県立大学PR動画「鮮緑の風」

動画は、四季折々の美しい景色に包まれ、悩みや戸惑いとともに前向きに取り組んでいる学生のリアルに迫るため、授業や学内活動現場に密着したドキュメント形式のものになっている。

本件はポニーキャニオンとのコラボレーションにより実現。
PR動画に使用されているキャンパスソング「鮮緑の風」(作詞・作曲:岡山県立大学 保健福祉学部卒業生 髙畑月乃氏)は、シンガーのSincere(シンシア)が歌唱している。

PR動画制作の狙いについて、動画制作のマネジメントを行った岡山県立大学 デザイン学部 准教授の髙橋俊臣氏は次のように話す。

「開学30周年を迎えるにあたって、UI(ユニバーシティ・アイデンティティ)を再確認する機会があり、その中で、大学の魅力を広く社会に伝えていかなければならないという課題が見えてきました。広く全国にリーチするため動画を制作しようと考え、企画を募った結果、ポニーキャニオンさんとコラボレーションを行うことになりました。動画では日々学内で過ごしている学生たちを主役とし、不安や戸惑いを抱えながらも前向きに真剣に取り組んでいる表情に迫ることで、これまで発信できていなかった大学の魅力を感情に訴えかける手法で伝えようとしています」(髙橋氏)。

クリエイティブにおいても、学生たちが見せてくれる様々な表情を壊さないようにするため、撮影スタッフは最小人数で構成し、授業の邪魔にならないよう慎重に潜入し、カメラを回したという。

「学生たちの感情の機微を表現するために、音楽にもこだわっています。大学のキャンパスソングをピアノでアレンジし、ポニーキャニオンさんの注目の新人シンガーソングライターであるシンシアさんに歌唱をしていただきました。歌詞を丁寧に読み取っていただき、緊張感と希望が感じられる歌に仕上がりました」と髙橋氏は話す。

岡山県立大学ではPR動画の公開以外にも、30周年を記念し「開学30周年記念シンボルマーク」を制作したほか、記念事業として学生会館1階リニューアルする。リニューアルオープンは、9月の後期授業開始時期を予定しているという。

岡山県立大学のシンボルカラーであるパープルとサブカラーのグリーンを使い制作した「開学30周年記念シンボルマーク」。スローガン「鮮緑の風、県大力」とともに様々な場面で活用されている。