ハンズ(東京・新宿)は、サステナビリティを推進する取り組みの一環として、JR東日本「つながる しんじゅく サステナブル」プロジェクトとコラボすると発表した。
「つながるしんじゅくサステナブル」プロジェクトは、持続可能な社会の実現とSDGsの達成を目的に、JR東日本が開催している取り組み。ハンズの参加は、今回が初めてとなる。
今回、本取り組みの一環として、10月7日から9日までハンズ新宿店6階の体験スペースでワークショップを開催する。ハンズの担当者によると、企画当初から「ここハンズ新宿店でしかできないワークショップを実施したい」という思いがあったという。
ハンズは、これまでにもサステナビリティに積極的に取り組み、環境への配慮を推進してきた。実際に、製品のライフサイクル全体を通じたCO2排出の削減やリサイクルを促進するなどの取り組みを行っている。
また、店舗運営においてもエネルギー効率の向上や廃棄物の削減を実施し、環境への負荷を軽減。さらに、社会貢献活動として、地域コミュニティへの支援や教育プログラムの提供を通じて、持続可能な社会づくりへの貢献を目指していくとしている。
今回は、駅から近い距離にあるハンズ新宿店だからこそできるとして、本来は捨ててしまうことが多い「きっぷのロール芯」を有効活用したワークショップを開催。ワークショップを通してサステナブルな体験を提供する。参加以上の効果を見込めると考え、ターゲットは子供とその親、さらに鉄道ファンと設定した。
複数回開催予定のワークショップでは、ロール芯を使って「山手線時計」や「ジオラマ」をつくる内容にするなど、鉄道ファンの心をくすぐるラインナップとしている。
担当者は今回のコラボレーションについて、次のように話す。
「本プロジェクトに取り組むJR東日本と当社が、新宿駅構内で同じイベントを実施していたことがきっかけで今回の企画が実現しました。当社への集客やイベントの参加率増加はもちろん、当社へJRファンの方々が誘致できることを期待しています」(ハンズ 担当者)。
今後のサステナビリティ戦略について、ハンズの担当者は「メーカーの『つくる責任』を、お客さまの『つかう責任』につなげられるように媒介していくことが、サステナビリティにおけるハンズの役割だと考えています。ハンズの売り場を通して何か気づきを得たり、商品の購入が貢献の一環になることで、行動するきっかけを提供していきたいと考えています」とコメントしている。
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