メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

「世界えん罪の日」に合わせて出稿、「真実は、曲げられる」新聞広告

share


写真 誌面 「ひとごとじゃないよ!人質司法」折り返し記事

10月2日の「世界えん罪の日」に合わせ、「ひとごとじゃないよ!人質司法」(ヒューマン・ライツ・ウォッチとイノセンス・プロジェクト・ジャパンの共同プロジェクト)が中日新聞東海本社版朝刊に新聞広告を出稿した。

「世界えん罪の日」は、えん罪に対する問題意識を高めることを目的として制定された日。新聞広告「真実は、曲げられる」は、山折り、谷折りの線にそって新聞を折り曲げると、「曲げられた」えん罪の結果が浮かび上がる企画で、人質司法によって真実が曲げられる過程を体感できる。

写真 誌面 「ひとごとじゃないよ!人質司法」折り返し記事

10月2日の中日新聞東海本社版(静岡)朝刊に15段広告を出稿

 

写真 誌面 「ひとごとじゃないよ!人質司法」折り返し記事

点線に沿って折り曲げると、人質司法によって真実が曲げられる過程を体感できる。

 

新聞出稿の目的は、司法制度見直しへの世論を高めること。被疑者・被告人が罪を認めないと、身体拘束などで人権を侵害する「人質司法」は、終わりの見えない勾留がうその自白を引き出し、えん罪を生むと国内外で批判されている。静岡県で新聞広告を出したのは、10月27日に再審公判が始まる袴田事件(静岡一家4人強盗殺人事件で死刑が確定したが、えん罪の可能性が強く指摘され、再審開始が決まった袴田巌さんの事件)の地であるため。

「ひとごとじゃないよ!人質司法プロジェクト」は、世界最大級の人権NGOであるヒューマン・ライツ・ウォッチと、日本でえん罪被害者の支援・救済とえん罪事件の再検証を行うNGOイノセンス・プロジェクト・ジャパンが共同で発足したプロジェクト。今年5月に発表された調査報告書「日本の『人質司法』」発表を受け、刑事司法制度の改正により人質司法の解消を目指し活動している。

advertimes_endmark

スタッフリスト

CD+C
橋口幸生
AD
岩下智

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター