新年度がスタートし早1カ月。新しい環境での仕事に追われるなか、初の大型連休がやってきました。この機会に、日々の実務に役立つ知識や視点を得てみませんか? 宣伝会議 書籍編集部が選んだおすすめ書籍、今回は「広報篇」です。広報・PRに携わる方はもちろん、企業コミュニケーション全般に関心のあるすべての方に手に取ってほしい3冊をご紹介します。
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『なぜ御社の広報活動は成果が見えないのか?‐可視化・数値化・省力化を加速するDXの進め方』(渡辺幸光著)
昨年11月に発売された本書は、PRの第一線で広報担当者の業務効率化とDX化を推進してきた著者・渡辺幸光氏(プラップノード 代表取締役CEO)が、広報を取り巻く環境やメディアの変化、現在の広報担当者が抱える課題を詳細に分析した1冊です。いまだアナログ作業が多い広報の仕事における課題に大きく切り込み、広報部門の在り方に変革を促すとともに、広報担当者に向けてAIの活用などこれからの仕事の進め方について提言しています。広報という仕事において、もっとクリエイティブに、もっとダイナミックに仕事をしていきたいと考えている人必読の書籍です。
『成果を出す 広報企画のつくり方』(片岡英彦 著)
月刊『広報会議』の片岡英彦氏の人気連載が書籍化!年500本の企画に関与する筆者が、テレビに取り上げてもらうためのフリーパブリシティの企画から、オウンドメディアを活用した企画、「口コミ創出」のための企画、社内を活性化する企画、さらには経営陣や他部署からの理解と支持を得るための計画と検証のサイクルまで、詳しく解説。広報経験は浅くても、成果を具体的に示せるようになりたい人、新たな施策の実現に向けどのように企画をまとめたらいいのか悩んでいる人に向け、立案に必要な具体的なポイントを紹介しています。
『先読み広報術 1500人が学んだPRメソッド』(長沼史宏著)
著者は、広報勉強会の草分け「広報勉強会@イフラボ」を主催する長沼史宏氏。大手から中小企業、ベンチャー企業まで、1500人以上が学んだ人気の広報勉強会の内容を凝縮した、実践的な広報の教科書となっています。メディアの関心を引く話題のつくり方からプレスリリースの書き方、メディア露出効果を最大化させるオウンドメディア・SNS活用法、ChatGPT活用まで、詳細にわたって解説。広報担当者の素朴な疑問やちょっとした悩みに答える、30問のQ&Aも巻末に掲載されています。
