ソニーグループとバンダイナムコホールディングスは、日本発IP(知的財産)のグローバル展開や新たな体験とエコシステムの創出強化のために、ファンとIPをつなぐ共創型のコミュニティプラットフォームを手掛けるGaudiy(ガウディ)と戦略的パートナーシップを結んだ。また併せてソニーとバンダイナムコは、ガウディに対して総額100億円を出資した。
アメリカの金融会社「TitleMax」がまとめた世界のキャラクターIP(知的財産コンテンツ)のメディアミックス収益ランキングによると、TOP25のうち日本からは10作品、「ポケモン」「ハローキティ」「アンパンマン」といった国民的キャラクターをはじめ、「マリオ」『週刊少年ジャンプ』『機動戦士ガンダム』『ドラゴンボール』『北斗の拳』『ONE PIECE』『遊戯王』がランクインしている。このようにエンタメコンテンツ産業は、世界に誇れる日本の強みとして国際的な存在感を放っている。さらにテクノロジーの進化により、今後はエンタメコンテンツ産業の枠を超えて他産業へと波及していくことが予想される。