戦士・僧侶・魔法使い・遊び人…AI時代に必要なのはドラクエ発想のワークスタイル

人生100年時代のRPGにはライフミッションが必要

キャリウム代表・成原大敬氏は、三井物産に入社し、東南アジアや中東を飛び回り流通・食料を担当してきた。その後三井物産子会社のベンチャースタジオであるMoon Creative Lab で新規事業開発に従事、2024年に未来のキャリアパスを可視化するツールを開発提供するキャリウムを立ち上げた。そんな自身のキャリアに重ねて「最初は会社から求められる役割に共感してきた。ただ海外出張を続ける中で、仕事における自分のアイデンティティーを問うことになる。自分の職業的アイデンティティーはなんだろうと悩み、人生100年時代に自分のライフミッションに基づいて生きるドラクエ型に移行していった」と語った。

ドラクエ型かお城勤め型かで、レベルアップの方法が変わる。「お城勤め型ならば、会社から求められる役割に準じて戦士や魔法使いなど特化していけばいい。一方でドラクエ型は柔軟だからこそ茨の道でもある。自分は遊び人だった。ゲームプロデューサーとして、デザイナー、エンジニアなどのチーム編成や資金調達をしていた。遊び人は組織に当てはまったときに跳ねるが、ハマらないケースも多い」と中山氏。

また、ベンチャー留学を提供するエンファクトリーCEOの加藤健太氏は「人は自分のことを過大評価してしまう傾向がある。外(冒険)に出てみること自己を適正に認識する。また本当に自分がやりたかったこと(ライフミッション)も見えてくる。だから最初の一歩を踏めるかどうかが重要」と語った。

セミナーでは、自由にジョブチェンジできる時代に現実世界をRPGのように冒険しようといったメッセージで締められた。

イメージ セミナーでは、自由にジョブチェンジできる時代に現実世界をRPGのように冒険しようといったメッセージで締められた。

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