「メタバース」の認知や利用経験者数は横ばい、利用者は生成AIやNFTにも積極投資

博報堂DYホールディングスは3月30日、メタバースに関する現状の生活者意識や動向を把握することを目的とした「メタバース生活者定点調査2025」の結果を発表した。調査時期は2025年11月。全国15~69歳の男女を対象にしたインターネット調査で、事前スクリーニング調査のサンプル数は7万9416、本調査の有効回答サンプル数は3600。2022年から実施しており今回で4回目の調査となる。

メタバースの認知率は37%、利用層は8%台でほぼ横ばい

国内においてメタバース関連のサービスを認知している人は37.3%(推計約3,039万人)。前年の調査では38.4%の認知率であったのに対して1.1ポイント(以下、pt)の減少が見られた。

メタバース関連のサービスの利用者層についての調査では、2~3カ月に一度以上利用したことがある人は全体の8.0% (推計約670万人)。前年の8.7%とほぼ同等であり、メタバースが「定常期」である可能性があると分析している。

メタバースの役割は「心のインフラ」に

「自分にとってのメタバースの存在」を経年で比較したところ、「自分の別の可能性を見つけられる場」(66.4%、+5.7pt)、「現実世界の自分とは違う自分になれる場」(74.6%、+5.0pt)と上昇。「リアル・現実世界の知人・友人とは関係ない人たちと交流する場所」も74.3%(+5.3pt)と回答率、伸長率が共に高く、メタバースで出会った人たちとの交流や活動が、新たな自分の可能性の発見に繋がっていることが示された。

メタバースサービスが利用者に与えた影響については、「孤独感が減った」という回答は利用層全体で15.3%となり、前年から3.2pt増加。「リアル・現実世界で、チャレンジ精神が強くなった」という回答は12.9%で前年から3.4pt、「自分自身のやりたいことを改めて始めたいと思った」も3.2pt増加している。

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