カカオピッコマが運営する電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」は、2026年4月20日でサービス開始10周年を迎えた。同社は2016年のサービス開始以来、日本で初めて「待てば¥0」というビジネスモデルを打ち出した企業。
商標登録された「待てば¥0※1」というモデルを通じて、デジタルマンガ市場における新たな読書体験を提供してきた。現在、ピッコマは累計5,000万ダウンロード、19万作品以上を配信するプラットフォームへと成長している。
※1:23時間待てば、青色の「待てば¥0」アイコンの話が無料で読める機能
マンガの新しい楽しみ方を提案 “売り切り型”から脱却したビジネスモデル
カカオピッコマのプレスリリースによると、「ピッコマ」開始当初の2016年、日本市場においては「マンガは単行本として購入し、じっくり読むもの」という認識が一般的だったという。いわゆる“売り切り型”のビジネスモデルであり、主なターゲットもコアなマンガファンが中心となっていた。
その中で同社が導入した「待てば¥0」モデルは、作品を“話単位で手軽に楽しむ”という新たなコンテンツフォーマットと体験を提示。時間の経過によって無料で読める仕組みは、単に閲覧ハードルを下げるだけでなく、ユーザーが新たな作品と出会う「キッカケ」を創出し、日々継続して作品を楽しむ「習慣化」の定着を目指していた。
さらに、閲覧・購買データの活用により、この作品との出会いと習慣化された楽しみ方はユーザーごとに最適化され、より自然に作品とつながる体験へと進化。これにより、これまでマンガとの接点が少なかったライトユーザー層にも利用が広がり、「気軽に読む」という新しい楽しみ方を創出した。
カカオピッコマは、同プレスリリースで「この取り組みは、単なる価格施策ではなく、コンテンツの提供形式・ビジネスモデル・ターゲット・楽しみ方までを一体で変革したものであり、マンガの読み方そのものをアップデートする転換点として、市場に大きな影響を与えています」としている。
