東映は4月21日、ゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」を設立したと発表した。ゲームを起点とした、新しいIPの創出を目指す。
「東映ゲームズ」にとって最初の取り組みとなるのは、PCゲーム領域。まずは世界最大のPCゲームプラットフォーム『Steam』で展開し、その後は、Nintendo SwitchやPlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機への展開も予定している。
初期ラインナップは4月24日に発表予定。東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外の才能あるクリエイターによる全く新しいゲームタイトルとなる。
東映の吉村文雄社長は、本事業について「これまで東映が主軸としてきた映画、テレビ、催事などの分野と並ぶ『新たな柱』として明確に位置付け、注力する」とコメントした。
東映グループの中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE2033」では、東映が創り出す「ものがたり」を全世界に届けていくことを目標に掲げており、言語や国境を越えて広がるゲームは、その体現にふさわしい領域だと位置づけているという。
東映は、既存IP活用にとどまらず、ゼロから新しいIPを生み出す方針を打ち出し、映像制作を通じて培ってきた技術やノウハウをゲーム事業に注ぎ込み、東映ならではのエンターテインメント体験を世界中のプレイヤーに届けていくとしている。
また、ブランドロゴはゲームメーカーのカイロソフトが手がけた。東映映画の代名詞ともいえるオープニング映像「荒磯に波」のピクセルアニメーション版も制作されており、東映の伝統とゲームらしい遊び心を掛け合わせたブランド表現となっている。
あわせて東映は、「ゲームを愛し、生み出そうとするクリエイターの『偏愛』を世界に届ける共犯者でありたい」との考えも示した。


