トー横キッズを映画にした理由
━━長久さんの最新作『炎上』は、新宿・歌舞伎町に集う「トー横キッズ」と呼ばれる若者たちが題材ですね。なぜそのテーマを選んだのでしょうか。
長久
:トー横キッズの断片的な切り抜き映像はSNSや報道で目に入ってくるのですが、すごく過激な部分だけが切り取られている。しかしそれが、彼ら彼女らの生活の1パーセントにも満たない瞬間であろう、という想像がつきました。それに強い違和感を持ったんです。どういうことを感じて、どういうバックグラウンドがあるのか、シンプルに気になった。それがきっかけです。