U-NEXT HOLDINGSが、アニメーション制作会社GoHandsの全株式を取得し、完全子会社化するための株式譲渡契約を締結したと発表した。U-NEXTが強化してきた出版・書籍ベースのIP開発に、アニメーション制作機能を組み合わせることで、オリジナルIPの創出からアニメ化、配信までを一体で進める体制づくりを加速させる。
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IP創出からアニメ化・配信まで一貫した体制構築目指す
U-NEXT HOLDINGSは5月25日、アニメーション制作会社GoHandsの全株式を取得し、完全子会社化するための株式譲渡契約を締結したと発表した。株式取得日は6月1日を予定している。
今回の子会社化により、U-NEXT HOLDINGSは、動画配信プラットフォーム「U-NEXT」とGoHandsのアニメーション制作力を融合。オリジナルIPの創出からアニメーション制作、配信までを推進できる体制を構築するとしている。
同社は、動画配信プラットフォーム「U-NEXT」を中心とするコンテンツ配信事業の持続的な成長に向けて、「IP関連事業を通じた収益構造の強化」が求められると主張。特に日本アニメーションは世界的に需要が高まっており、高品質な作品を安定的に制作できる体制の構築は、国内外での競争力を高めるうえで重要な布石になると位置づける。
子会社化による想定シナジーは3つ 将来的には自社IPのアニメ化も視野に
今回の子会社化で、U-NEXTが想定するシナジーは大きく3つ。
1つは、コスト最適化だ。現在、海外コンテンツのローカライズなどで発生しているスタジオレンタルやスタッフなどの外部費用について、GoHandsがアニメーション制作で培ってきたノウハウや設備を活用することで、グループ全体でのコストシナジーを見込む。
2つ目は、制作現場における生産性と品質の向上。U-NEXTの運営で培ってきたデジタルテクノロジーやナレッジをGoHandsに提供し、制作管理、データ連携、ワークフローの最適化を進める。今後は人員増強などによる制作ラインの拡張も視野に入れ、収益規模の拡大を図るという。