累計5億再生のYouTube「COCHO COCHO」、なぜイベント? ファンとのリアル接点で愛着醸成を目指す

本記事は月刊『販促会議』2026年9月号に掲載されている、最新の販促アイデア、テクニックを一挙紹介する連載「Idea&Techniques」の転載記事です。本連載の他記事は、月刊『販促会議』2026年9月号、もしくは「販促会議デジタルマガジン」にてお読みいただけます。

YouTubeチャンネル「COCHO COCHO」は、6月19日から21日までの3日間にわたり、初のポップアップイベント「COCHO COCHOぽっぷあっぷすとあ」を東京・渋谷のJOL Collab Storeで開催した。

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ポップアップイベントの開催を通して、ファンとリアルなコミュニケーションを行い、チャンネルへの愛着をより深めてもらうことを目指した。

COCHO COCHOは、チャビーが企画する “こどもと元こどもの心をくすぐるYouTubeチャンネル”。予期せぬひとことや不可思議なリアクション、とまらない好奇心など、子どものそのままの気持ちや言葉を発信し、2024年5月5日の開設以降、SNSを含む再生数の累計は5億回を超えている。

チャンネルが2周年を迎えるにあたり、子どもたち自身の言葉やアイデアをもとにした商品をつくる企画「こども商品開発部」を始動。当イベントでは、「こども商品開発部」で子どもたちが考えたグッズを販売した。これにより、これまで画面越しに楽しんでいたチャンネルのファンとリアルな接点を持ち、COCHO COCHOの世界観を体験してもらうことを狙った。

写真 こども商品開発部の様子

写真 こども商品開発部の様子

YouTubeで公開された「こども商品開発部」の様子。その中で子どもたちが考えたグッズを販売した。

「COCHO COCHOぽっぷあっぷすとあ」では、これまでの動画の中で子どもたちから出た言葉をトートバッグにした「こども名言トートバッグ」や、子どもたちが自分でイラストを手掛けた「落書きハンカチ」など、新作グッズ全20点をオンラインに先駆けて販売。すでに展開されていた「みおちゃんの考えたくつした」や「COCHO COCHOのTシャツ」もあわせて販売を行った。

イベントの開催にあたってこだわったのは、COCHO COCHO愛にあふれた空間をつくること。単にグッズを販売する場ではなく、「こどもの言葉や発想に触れられる場所」にするため、商品、展示、会場演出を一体で設計した。会場には、これまでの動画で登場した実際のセットを用意したり、子どもたちの名言を散りばめたりして、ファンに楽しんでもらえるよう工夫。子どもたちの言葉や絵を扱うにあたり、大人が整えすぎず、子どもらしさをそのまま残すことも意識した。

開催期間中は、チャンネルのファンを中心に512人が来場し、グッズの販売数は1098点にのぼった。来場した人からは、「動画で見ていた世界に実際に入れたようで嬉しい」「子どもたちの言葉がグッズになると、より愛おしく感じる」といった声が聞かれた。親子で来場し、子どもが実際のセットに入って楽しんでいる様子も見られた。

また、来場者が会場で写真を撮影してSNSに投稿するなど、オンライン上でも拡散。「グッズ購入だけでなく、空間そのものを楽しむ体験として受け止めていただけた点も大きな成果です。チャンネル初のポップアップとして、リアルイベントへの手応えを得ることができました」と、コンテンツのプランニングなどを行うチャビーの木庭亮氏は語った。

今後も、COCHO COCHOの世界観をリアルに体験できるポップアップストアは、継続的に展開していく予定としている。

写真 ポップアップイベントの様子

写真 ポップアップイベントの様子

ポップアップイベント開催の様子。チャンネルの世界観をリアルな空間に落とし込むことで、親子で楽しめるだけでなく、SNSにも会場写真の投稿が広がった。

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