サントリービバレッジ&フードは10月6日、炭酸飲料「ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)」の大容量商品「ギルティ炭酸 MEGA NOPE」を発売する。容量は1.5リットルで、希望小売価格は450円(税別)。3月に600ミリリットルの商品として発売したNOPEに、新たな容量を追加する。
NOPEは、同社が「健康志向とは対極」と位置付ける炭酸飲料。発売150日で累計出荷本数は1億本を突破した。サントリーによると、令和以降に発売した同社飲料の新商品として最速だった。
健康志向とは対極にある「ギルティ消費」に着目し、「後ろめたさを感じつつ、自分を甘やかす」というコンセプトを掲げる。「甘濃い」味わいに加え、SNSでも高カロリーな食事と商品を組み合わせた画像を投稿するなど、“自分を甘やかす”行動とNOPEを一貫して結び付けてきた。健康志向が広がる中、なぜ「ギルティ」をここまで徹底しているのか。
NOPE公式Xアカウントが10月1日に投稿した画像
若年層向けに「ストレス溶解」を訴求
NOPEは、サントリーが約14年ぶりに立ち上げた大型飲料ブランド。開発の背景には、炭酸飲料市場における20~30代の新規流入の減少があった。同社は若年層の生活実態を調査する中で、飲み会やカラオケなど複数人でストレスを発散する機会だけでなく、自宅で一人、動画やゲームなどを楽しみながら気分転換する行動に着目した。
そこから設定したのが「ストレス溶解」という飲用価値だった。
商品開発では、コーラやラムネ、果汁炭酸といった従来の商品カテゴリーから発想するのではなく、「どのような場面で飲まれるか」を起点に設計した。
600ミリリットル商品は100ミリリットル当たり56キロカロリー、炭水化物14.0グラム。低糖や無糖など健康価値を打ち出すのではなく、甘さや濃い味わいを商品の特徴として前面に出している。
