「広告は正直、邪魔だった」高校生が1日で見方を変えた 虎ノ門広告祭の「虎広修学旅行」に密着

YouTubeやSNSで好きな動画を見ていると、合間に挟まる広告。多くの高校生にとって、それは「スキップしたい邪魔なもの」というイメージが強いかもしれない。しかし、その数秒から数分の表現の裏側には、作り手たちの熱い思いや、人の心を動かすための緻密な計算が隠されている。
 
普段はなかなか知ることのできない広告クリエイティブのリアルな現場を体験してもらおうと、10月11日・12日の2日間、「虎ノ門広告祭」の会場で、高校生向けのジョブツアー「虎広修学旅行」が開催された。PR会社や事業会社のマーケティング担当者らが集うヨムヨムPRクラブが引率役を務め、約150〜160にのぼるセッションの中から高校生向けにピックアップしたプログラムを1日かけて巡る構成だ。全国から集まった高校生たちは、広告業界の第一線で活躍するクリエイターたちのセッションやワークショップを通じて、何を感じ、何を学んだのか。

広島からChatGPTの推薦で参加した高校1年生

AdverTimes.取材班が同行したこの日、集まった高校生たちの参加経緯はさまざまだった。宣伝会議賞の中高生部門で複数回グランプリを獲得し、現在はデザインの仕事を志す高校1年生。父親が広告業界にいることをきっかけに社会科見学のつもりで訪れた高校2年生。学校の告知で知って応募した生徒などだ。

写真 虎ノ門広告祭 修学旅行 レポート

中でも注目を集めたのは、広島から新幹線で上京した高校1年生の男子高校生である。大学の学園祭を見に来るついでに、東京で参加できるイベントをChatGPTに尋ねたところ、虎ノ門広告祭を勧められたという。前日には志望大学のオープンキャンパスでAIの研究について学び、その実務への応用を知るために広告祭に足を運んだ。

そのほかにも奈良など首都圏外からの参加者も多く、引率スタッフは「日本全国から来てくれていて、同じように広告に興味がある子同士で会える貴重な機会。大人になって一緒に仕事するかもしれない」と、参加者同士の交流を促した。

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