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cci、オンラインアドエクスチェンジの事業開始

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アドエクスチェンジ『OpenX Market Japan』の事業開始

株式会社サイバー・コミュニケーションズは、オンラインアドエクスチェンジ『OpenX Market Japan』のフルサービスの運営、提供を開始いたしますのでお知らせいたします。

『OpenX Market Japan』とは、複数のメディアの広告枠在庫を一元化したうえでオープン化し、オンライン上でそれら広告枠の売買が可能になる、アドエクスチェンジと呼ばれるサービスです。広告会社やメディアは、今までのようなインターネットメディアの掲載面やブランドの価値だけでなく、オーディエンスデータを活用した精度の高いターゲティング広告などの商品が開発でき、自ら自由に様々な付加価値を付けて販売できる様になるため、広告主への提案の幅が広がります。

更に日本で初めてアドエクスチェンジとしてリアルタイムビディング(Real Time Bidding 以下、RTB)と呼ばれる技術にも対応しており、1インプレッション毎に閲覧ユーザーや広告枠の品質、広告単価などを評価し、広告主にとって最適なインプレッションのみにミリ秒単位で広告を入札することが可能になります。

広告会社及びメディアのメリットは下記の通りです。

広告会社のメリット

  • 優良メディア、アドネットワークからニッチなメディアまで幅広く購入可能。
  • リターゲティングやオーディエンスターゲティング、デモグラフィックターゲティングなど、様々なターゲティング設計が可能。
  • 適正価格(市場価格)で在庫を購入可能。
  • 様々な DSP(Demand Side Platform)との接続可能。※DSP の活用によりRTB が可能となります。
  • RTB システムを利用し、必要な在庫のみを1 インプレッションずつ購入可能。

メディアのメリット

  • 在庫の販売機会(販路)を増やせる上、オークション形式での売買の為、より収益を向上させることが可能。
  • 適正価格(市場価格)の把握が可能。
  • 特別なシステムを持たなくてもターゲティング手法を活用した広告の受入が可能。
  • 初期導入費・ランニングコストが不要。

『OpenX Market Japan』ローンチ時点において、既に多くのメディア、アドネットワーク会社に参加を表明していただいており、今年度末には月間100 億インプレッションの在庫を確保する計画です。

また、株式会社マイクロアドが提供する、オーディエンスの行動履歴や興味対象などのプロファイリングデータを仲介するデータエクスチェンジ「MicroAd PIXEL(マイクロアド ピクセル)」とも接続が完了しているほか、株式会社オプトの運営するオープンデータプラットフォーム「Xrost」や株式会社セプテーニのオーディエンス・マネジメントプラットフォーム「Stamp」においても、自らのオーディエンスデータを利用したRTB での買い付けができるようになります。

このようにインターネット広告の新しいモデルが普及することで、更なるディスプレイ広告の価値の向上と収益獲得機会が期待できます。


※1 『OpenX Market Japan』とは
cci が米国OpenX Technologies 社と提携して、『OpenX Market Japan』として日本国内で提供しているアドエクスチェンジです。米国OpenX Technologies 社が提供するOpenX Ad Server はその広告管理と収益の最大化機能によって、全世界で200,000 以上のウェブサイトで採用されており、月間 3,500 億インプレッション以上の広告を配信しています。 また、同社が米国で展開しているOpenX Market は毎月 4 億ユニークユーザーにリーチする規模を有しており、米国内でも最大規模のアドエクスチェンジとなっております。

※2 RTB(Real Time Bidding)とは
アドエクスチェンジが保有する広告配信技術の一つです。広告枠の表示毎にオークション方式で最適な広告を選択する仕組みで、この方式を利用して接続された広告配信事業者はそのインプレッションが広告主様にとって最適と判断される場合にのみ、アドエクスチェンジに対して入札を行います。1インプレッション毎に、閲覧ユーザーや広告掲載面、フリークエンシーなどの情報を分析して、最適と判断できる場合にのみ入札を行うので、広告主様には、より費用対効果の高い効率的な広告配信を提供することが可能になります。